ドラマ【平清盛】【妄想捜査】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/01/30 12:12:30
【あらすじ】清盛は北面武士となり、武芸に秀でた見目麗しい同僚の佐藤義清をライバル視していた。ある日、歌合せに出かける璋子を警護するため清盛たちがついていくが、歌合せの席で鮮やかな才覚を見せた義清は璋子の目に止まる。後日、鳥羽院は床の中で璋子に、白河院の子を産み天皇にしたことを詫びるよう頼むと、璋子はあっさりそれを認めて詫びたため、かえって機嫌を損じてしまう。
【感想】低視聴率や汚いと兵庫県知事に罵られたりと、何かと話題の清盛ですが、あれそんなに汚いかなぁ。同じプログレッシブカメラで撮影された龍馬伝の時も、汚いと言われてましたが、確かに一部コーンスターチ使いすぎとかあるとは思いますが、あの程度を汚いと批判する人は、一日中出歩いても土を踏むことはないような人なんでしょうなぁw 発展途上国の農村地帯で1週間くらい修行してくればいいと思うよ。ま、それはいいとして。ちょっとネタバレになりますが、キャストでは発表されているので書いちゃいますけど、北面武士のトップスター義清は、後の西行です。つまり、武芸はともかく詩歌には秀でてて当たり前なんですな。西行は僧としての名前なので、義清は若くして出家することになります。今回、義清が璋子の目に止まったのは、それへの布石。これからまた鳥羽院、璋子、義清を巻き込んだ故意の鞘当が始まりそうですな。鳥羽院、ますますやつれそうだw 清盛と義清は同い年で、交流があったかどうかは定かではないのですが、どちらとも北面武士に任ぜられていたので、顔見知りだったという設定ですね。私が調べた限りでは、清盛が北面武士だったことは確かですが、それがどの時期だったかまではわからなかったので。源義朝がガチのライバルだったとすれば、義清は立場を異にする親友といった扱いでしょうか。あと、瀬戸内で暴れていた頃の郎等の3人は、赦免されてどこかで預かってもらえるようになったみたいですね。よかったよかった。今回もまた、父親の偉大さを象徴するようなお話でしたね。今まで何を考えているのかよくわからなかった父親が、実は自分と同じ考えを持っていたことがわかるという。清盛にはまだその動機がわからないでしょうが、恐らく目の前で白河院に舞子を殺されたことが、貴族への反感のきっかけでしょうね。ひょっとしたら、忠盛にとって清盛は、白河院の子ではなく、舞子の子として目に映っているのではないでしょうか。身を挺して自分を守ってくれた白拍子の子だから、母親を貴族に殺された子だから、そして何より自分が愛した女の子だから、なのかもしれないですね。それにしても、自分を斬りに来た男に対し、今で言う竹光で堂々と渡り合った忠盛は、やはり器が大きいですなぁ。浅はかな貴族どもに酒を浴びせかけられながらも、今に見ておれと心の中で呪い、平然と振舞ったところからも、底知れぬ人間性を感じさせます。このドラマは忠盛の存在に頼りすぎなところがあるので、去年のトヨエツ信長のように、死後総崩れにならないかなぁとちょっと心配です。
【あらすじ】桑潟は、朝の通勤中にバスの中で見かけた美女から、クマのぬいぐるみを預かる。美女は何も説明せず、誰かに渡したら爆発すると言って立ち去ってしまったため、桑潟はぬいぐるみを抱えたまま講義をするハメに。そんな時桑潟は鯨谷に呼び出され、最近大学界隈を賑わせている強盗の正体を暴けと命じられる。強盗はマインドコントロールで被害者に何を盗まれたか証言させないよう「お口にチャック」することから、チャックマンと呼ばれていた。
【感想】今回ちょっと面白かったです。誰も死なないし、真犯人というものが存在せず、被害者と思われていた人たちのちょっとした秘密や悪意が連鎖して、怪盗といういもしない存在を作り出してしまったという筋書きがよかったですね。1つ1つよく考えると不自然な点がないことはないのですがw まず、斎藤教授が学食のおばちゃんのぬいぐるみを盗んだ後、やっぱりいらないからって捨てることないと思うんですよねw 元の場所に戻しておけばいいのに。あと、水谷教授も智子のかばんを探った時、腹いせのため写真だけ窓から捨てるってのもよくわからんですね。ポールに関してはもう、おかしいところだらけなので、あえてつっこまないでおきますw 今回も、最後に犯人(といっても最初にぬいぐるみを盗んだだけですが…)に対する桑潟からのメッセージが壮絶でしたね。自慢じゃないが私には人生で残しておきたい1ページってものが1枚もない! てのはよかったな~w 私もそんなにいい人生を送ってきたとは言えないんですが、それでも探せば残しておきたいページってものはあるもので。さすが身を削って事件を解決する桑潟ですねw 推理パートは全部ジンジンにお任せだし、全然スタイリッシュじゃないけどねw どうやらこのドラマは、Dr.伊良部一郎くらいのノリで見るのが一番しっくり来ますね。継続視聴する自信が出てきました。
12歳から演じてるんです…。やっぱり北面武士になるくらいまでは、
子役が演じた方がよかったんじゃないでしょうかね。
あ、でも子役だとあの舞のシーンは難しいかもしれないですね。
清盛と同い年ということで、西行もまだこの時期は若かったと思います。
年齢的には璋子の檀れいとバランスが取れているのですが、
実際は璋子の方がかなり年上でしょうねw
中井貴一の忠盛は存在感ありますね~
清盛が成長途中のせいか、義清や義朝に比べて駄々っ子にみえてしまいます^^;
義清はのちの西行になるんですね~メモメモ^^
今度のエピは、後から生れた実子でなくなぜ清盛を平家のトップに望むのかっていう
疑問に少し答えてくれたのでしょうか^^