万葉の花が咲くころ☆
- カテゴリ:日記
- 2009/06/05 14:50:27
『春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天のかぐ山』
子供の頃にやった百人一首でなぜか良く覚えている詩です。
今の時期に良く合いますね。
詠み人/持統天皇
意味・・・
春が過ぎ去り、いつのまにか夏が来てしまったようです。夏になると、白い夏の着物をほすならわしがあるという天の香具山に、あんなに点々と、白い衣がほしてあるのが見えます。(香具山に降り積もった雪を、白い衣に見立ててつくった歌だという説もあります)
万葉集では次のように書かれています。
『春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山』

























昔の人は詩で恋を告白したのでしょうか。
情緒がありますね☆
昔は春と秋の どちらかを好きな気持ちを競って歌にしたそうですが、
お陰で 今もこうして季節を愛でることができますね♪