贈られてきたもの
- カテゴリ:日記
- 2012/02/12 11:12:45
義母から小包が届いた。
家族から「何それ?」の質問に
「今の時期に贈られてくる物といえば、バレンタインチョコレートでしょ」と答えると
「そんな事は分かっている。なぜ今年は贈られてきたのか?」と
再び疑問を投げかけてきた。
確かに義母からバレンタインチョコが贈られてきたのは今年が初めてだった。
でもその質問には(え?解らないの?)と胸の中でつぶやいた。
理由はいくつかあるとは思うけれど・・・。
実は義母は『ガン』なんだ。
発見され告知されたのは去年の事。つまり去年のバレンタインの後の事。
告知されてから、つらい治療が始まり成功の確率が決して高くない手術をなんとかクリア。
その後、転移なのか陽性なのか分からないけど『何か』が発見され
そのための手術を控えている義母は幾度か自分の『死』と向き合ったハズだ。
ぼく達は何気に「また来年ね」と言ったりする。
(来年かぁ、ずい分先の話しだなぁ)と思いながらも、
その来年は必ずくるものだと信じ込んでいる。
でも『死』と向き合った人にとっては、その来年は
来るかもしれないけど、来ないかもしれない。
たとえ来たとしても、今ほどの元気でいられるかどうか・・・。
ぼく達の状況もいつどこで、どう変るか分からない。
ぼくが『ニコ』の中でイベントや何か特別な事があると
記念撮影したくなるのは、もしかしたら
『この時この瞬間、同じ時間を共有した』という証しが
欲しかったからなのかもしれない。
義母からもらった『バレンタインチョコ』
味は甘いのかな・・・。
う~ん、シンクロしてるかどうか・・・。
義母から見ると、ぼくは『タイプ』じゃないらしい(^^;)
出来れば、ぼくの方が『気づける』立場になりたいな。
気づいて(気を使って)もうらう方の立場じゃなくてさ(^^)
(え?解らないの?)と思った天馬さんと義母さんは、
時間だか空間だかを超えたどこかで、気持ちがシンクロしているんでしょうね^^
気づけるってことはちょっと切なくて、、エネルギーも使うけど、、
具体的な言葉をかけなくても、相手にささやかな幸せを与えている気がします。
私ももし義母さんのような立場になった時には、
ためらいなく同じように好きに行動しようかな~って思いました。
そうだね、美味しく食べるのがいいよね。
親孝行も出来る時にしないとね(^^)
そっか、あんまり撮影とかは好きじゃなかったんだ。
元気に長生きして欲しいな(^^)
天馬さんも、何かしてあげたいと思うのなら、「今」してあげたらいいと思います。
ニコでの記念撮影も、いっぱいしたくなりますね^^アルバムが増えて困っちゃいますけど。。w