『ビブリア古書堂の事件手帖』
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/02/17 17:50:12
今月すでに2万円近くの金額を
本の購入費に充てています。
今日も今日とて、三軒の書店を巡り、
本を五千円ほど、購入。
私の住んでいる場所は、
この都道府県において最大の売り場面積を持つ書店があり、
それとは別に、それぞれ個性のある書店があり、
しかも、古書店も数件あるので、
以前、住んでいた東京の自由が丘のような、
おしゃれな町ではありませんが、
しかし、本道楽において不自由することは何一つありません。
今日買った本は、新書本が四冊。
それと、地元のハイキング本、
加えて『ビブリア古書堂の事件手帖』を買ってしましました。
最近、私はライトノベルに嵌っているような気がするのですが、
『ビブリア古書堂の事件手帖』は微妙なところ。
私が萌えそうな挿絵はありませんが、 ☆\(ーーメ)
でも、各話の初めには一応挿絵があり、
「この辺りの落としどころが、今日の売れ筋なのね」
と思わせる感じ。
一人称で書かれている小説の場合、
(この小説もそうなのですが)
書き手が、つまり小説の語り手が好きになれるかどうかが、
私の小説に対する評価を決めます。
ゲーム世界しか知らない小学生の自我そのままの一人称で書いてしまった小説もあれば、
この小説のように大人の語り手が語ってくれる小説もあって、
少なくてもこの小説は厨二病を相手にしているような
「ううう~、頭、痛い」という思いはありません。
で、最初のお話は、夏目漱石。
そこで出ててくる岩波書店の漱石全集は、全34巻。
しかし、最近(といっても一〇年前)、
岩波書店から出た漱石全集は、28巻+別巻1のはず。
で、調べてみたら、
これは昭和31年(1956)初版の漱石全集なのですね。
祖母が買ったという設定らしい。
なるほど~、
…と思って買ってみました。
あああ、また買わなくて良いものを買ってしまった…
ああ、『アルジャーノンに花束を』…
気になってはいるんだけど、まだ、読んでいません。 ☆\(ーーメ)
『坊ちゃん』も一人称ですね。
私も夏目漱石は、初期の作品しか読んでいません。
そろそろ『明暗』を読まねば、と思ってはいるのですが。
猫目線の作品は、やはり『我が輩は猫である』であると思います。
『夢十夜』『草枕』なども好きです。
チャーリー・ゴードンの無垢さに号泣してたような記憶が^^;
坊ちゃんも1人称だったでしょうか(猫目線で)
夏目漱石は、ひととおり読んでおかねばとは思っていても、
あたしの中では、「いずれまた」 に分類されちゃってるので、なにかの機会に全集を買うのもいいかな・・・
頓挫したら、ネットオークションで売れそうだし ☆\(ーーメ)