訓練中の空自機からタンクが落下
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- 2012/02/17 21:57:50
16日午後、グアム近くの太平洋上で、アメリカ空軍などと合同訓練を行っていた航空自衛隊のF2戦闘機から、重さ170キロ以上の燃料タンク2つが落下しました。航空自衛隊によりますと、いずれも海に落下したとみられ、これまでのところ被害の情報は入っていないということです。
航空自衛隊によりますと、日本時間16日午後5時前、グアム北東の太平洋上で、アメリカやオーストラリアの空軍と合同訓練を行っていた航空自衛隊築城基地所属のF2戦闘機の両翼から、燃料タンク合わせて2つが落下しました。タンクは直径80センチ、長さ6メートルほどで、中身が空の場合の重さは、1つで170キロほどだということです。
当時、F2戦闘機が飛行していたのはグアム北東170キロほどの洋上で、タンクはいずれも海に落下したとみられ、これまでのところ船舶などへの被害の情報は入っていないということです。
パイロットは、「誤ってタンクを切り離す操作をした」と説明しているということで、航空自衛隊はタンクの捜索を行うとともに、誤って操作をした原因を詳しく調べることにしています。
航空自衛隊の戦闘機を巡っては、去年10月にも、石川県能美市の上空を飛行していたF15戦闘機から、燃料タンクが落下するなど事故やトラブルが相次いでいます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120216/t10013080771000.html