【短編】白い少女と黒猫【小説】
- カテゴリ:自作小説
- 2012/02/18 16:15:55
──その少女は今日も海を見ていた。
なので、俺は今日こそ話しかけようと少女の傍へ寄り添った。
「・・・今日も見てるんだね。海。」
俺の声に白い少女は驚きながら振り向いた。
即座、その少女の顔がはっきりと俺の瞳に映る。
見れば見るほど、美しい。
サラサラな少女の白銀の髪の毛を海風が揺らし、より一層美しさを引き立てている。
透き通るような肌に澄んだ青い瞳。真っ白なワンピース。
そして・・・その背後には少女とは不釣合いな鈍い銀色の鎌が光っている。
隣には首輪の鈴がやけに大きい黒猫も居た。
「貴方には・・・私が見えるの?」
少女はとても大人びた声をしていた。
それに続き黒猫はにゃーと鳴いた。
「え?ま、まあ・・・ね。」
「・・・いつから?」
「え・・・と・・・3日くらい前から居なかった?」
「そっか・・・」
そう言うと少女は少し寂しそうな目をした。
何かあるのだろうか?
聞きたかったが、俺の声は少女に遮られてしまう。
「じゃあ・・・また、会えるんだね。」
そう言って軽く微笑む少女。
その美しさに俺は少し顔を赤らめていた。
「そ、そういうもんなのか・・・?」
「そういう物なの。惹かれ合った人達なら、必ず、また会える。」
少女は強い口調でしっかりと答えてくれた。
「私の名前はモモ。こっちの黒猫は・・・あずきって言うの。宜しくね。・・・貴方の名前は?」
そう言ってモモはあずきを抱きかかえる。
モモは少し戸惑っているように見えた。
「俺の名前は・・・清水拓斗。また会えるんだよな?宜しくな!」
俺はわざと明るい口調で言い、笑ってみせた。
が、モモは少し悲しそうな顔をした。
「そっか・・・拓斗君、いい名前だね。」
それに続いてあずきがまたにゃーと鳴いた。
モモは「はいはい」と言いながらあずきの喉を撫でる。
ゴロゴロというあずきの喉が鳴る音だけが響いていた。
「えーと・・・モモさんは普段何をしているの?」
「・・・モモでいいよ。」
「じゃあ・・・モモは普段何してるの?最近は見かけなかったのに最近海で見かけるから・・・さ。」
「普段は・・・・」
そう言ってモモは少し喉を詰まらせる。
「普段は、君達の一番大切な物を奪っているの。奪いたくないのに・・・もう誰のも奪いたくないのに・・・」
そう言っているモモの頬には一筋の涙が伝っていた
「な、なんかごめん・・・!そっか。でも、大切なものを奪いたくないのに奪ってんのか?だったら、そんな事やめちゃえばいいんじゃないのか?それは・・・その鎌も関係あるの?」
俺は恐る恐る聞いてみた。
「・・・いいの。泣いてしまってごめんなさい。確かに奪いたくない・・・けど、いつかは奪わないといけない物、だから。あ、鎌は飾りだから・・・関係ないよ。」
モモは軽く笑ってみせた。
奪わないといけない物・・・。税務署か何かか?
疑問はあったものの、モモと沢山話した。
あずきの大きめの鈴も貰った。
今までの中でこんな充実した1日は初めてだった。
そして、その夜───。
俺は深い眠りについた。
夢を見た。モモの夢だった。
傍にはあずきも居た。
「モモ!・・・何で此処に?」
「──貴方の大切なものを奪いに来たの。」
右手には鎌が握られていた。
「ごめんね、拓斗君。私は・・・死神なんだ。と、言っても珍しい感情のある死神なんだけどね。だから・・・」
そうか、モモが見えた時、驚いていたのはそれか・・・
「・・・いいよ。モモの手で逝かれるのなら、安心して逝ける。」
「未練とか・・・ないの?」
「無いよ。モモに会えただけで十分だ」
俺はそう言って笑った。
「ま、この男、モモにホの字だったみたいだしね?」
聞き覚えの無い声。
あずきが・・・喋っていた。
「ちょっと、あずき!喋っちゃ駄目だよ?」
モモは少し顔を赤らめてそう言った。
「あら、いいじゃない。未練はないみたいだし?」
あずきは呆れた、とボソッと呟いた。
「つーか・・・ホの字って・・・;;」
俺は恥ずかしさを見せないため、頭をポリポリと掻いてみせた。
「・・・じゃあ、準備はいい?」
モモが聞く。悲しそうな声で。
そんな悲しそうな声で聞くなよ・・・
「・・・ああ。」
モモはその夢で、月夜の中、綺麗に舞を舞っていた。
泣きながら、舞を舞っていた。
ふと、体が軽くなったように思えた──。
───
「ちょっと・・・!嫌!拓斗!?」
朝響いたのは清水家のお母さんの声。
○月○○日、清水拓斗 死去。
目撃者によると右手には大きめの鈴が握られていた。
騒然とする中でそれを見守る白い少女と黒猫の姿があった──。
Fin
あとがき。
文章力向上の為の小説です!
いわゆる練習って奴w?
今まではリア友が来てから小説はサブアバで書いてましたがもっと色んな人に見てもらいたいし、面倒なんで本アバで書いてしまいました^p^
あ、感想とか正直にお願いしますw
辛口持って来いです!
いやあ・・・あれが小説化する前に練習したかったんだぜ。うん。
為になるので見た方はなるべくコメントお願いします+*
厨二病乙m9っ((


























いあいあ、私だけ参考にならなかったけどねwww
うまくないお^p^
小説うまいお(^ω^)
あわわわわ;
ブログ広場からなんて・・・っ!有難う御座います!
始まり方はうんと考えたんですよ^p^
入り方も何もかも難しかったです;
うああああ、有難う御座います(ジャンピング土下座
おお、暇があったら見てみますね♪
私はほったらかしの小説・・・あああ、ありましたww1年前のがwww((
アドバイスなんて・・・文才くれとしかいえませんよ^p^
ブログ広場から失礼します!
とても読みやすくて、見入ってしまいました。
始まり方からしても好きです!
すごくいいと思います、私はこの話が好きです^^*
私も小説を書いてるんですが、全然うまくできません;;
それどころか、いくつもほったらかしのままの小説があるんです^^;;
アドバイスしてもらいたいくらいですーw
ちょっと切なくしてみた^p^
文才は無いぜっ(`・ω・´)
寄こすも何も0に等しいので・・・;;
うん、実はそこめっちゃ頑張ってたりwww
容姿考えるのに10分はかかったかな!w
少女の容姿の描写に鳥肌が立った!一番お気に入りの部分かなd( ̄  ̄)