「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
- カテゴリ:映画
- 2012/02/23 11:33:02
以前予告編で見て以来
とっても見たかったこの映画を
昨日見てきました。
この映画は9.11テロで父親を失った少年とその家族の
喪失と再生の物語です。
最愛の父親を失った悲しみから1年経っても立ち直れない少年が
ある時、父のクローゼットの中から1本の鍵を見つけます。
そしてその日からこの鍵に合う鍵穴を持った何かを捜し求める
少年の探索の日々が始まります。
年齢の割りに知識が豊富ではあるが
苦手なものが多く、人とのかかわりにも不器用な彼が
最初は一人で、そして途中からは祖母の同居人という老人と
ニューヨーク中を駆け回って探検を続けるうちに・・・・
という物語で、最初は淡々と進みますが
後半はとても感動的です。
ただ、これはものすごく個人的な感想ですが
私は人のヒステリックな言動がとても苦手で
少年が苛立ちゆえに周囲に吐き散らす言葉に
なんだか居心地の悪さを感じる部分が多かった気がします。
終盤近くになっていろいろなことがわかり彼が落ち着いていくと、
やっとこちらも心穏やかに観る事ができたかなって思います。
祖母の同居人役のおじいさんがとってもいい味を出していましたよ。
http://eiga.com/movie/57181/
はい、観て来ました。
主人公の男の子が
アスペルガー症候群の兆候があること(診断は不確定と言っていました)
そして自分の最大の理解者である父親を突然理不尽に奪われて
その怒りや苛立ち、悲しみを処理できなくて
言葉にこめていろいろな人にぶつける場面が多く
それがヒステリックに聞こえたのだと思います。
映画自体はとてもよい映画でした。
ヒステリックなセリフ多かったですか・・・(〃ノωノ)