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シン・ドラマ汁


ドラマ【聖なる怪物たち】【デカ黒川鈴木】

聖なる怪物たち 最終回
テレビ朝日 木曜夜9時~
【あらすじ】大久保記念病院に侵入し、優佳を問い詰めていた健吾は、大久保の通報により警察に連行されるが、日向が手を回したため即日釈放される。日向健吾に、これ以上日向家につきまとうなら、君の将来はないものと思えと脅す。健吾三恵の墓前で本間と会い、三恵本間の子供を産んでいたことを伝えると、本間は引き取りたいと言い出す。

【感想】なんか感動の最終回っぽかったですが、後から考えるといろいろ納得のいかないことが出てきたぞ! 私が懸念した怪しいキャラクターたちは一体どこへ行ってしまったんだw 平井刑事と日向の前妻は結局あのまま素直に引っ込んでしまったのか。つまんねー。ただ怪しげに出てきてちょっとだけ賑わして退場しただけじゃないか。それから、健吾と瑤子は結局どうなったんだろう。健吾が大久保記念病院に復帰したということは、お互い好き合ってるんだから、またつきあうようになるのは目に見えてはいるけれど、そういうのをちょっとにおわせる映像くらいはあってもよかったんじゃないの。それに日向夫妻は結局どうなったの。独立して起業したみたいなことを言ってたけれど、じゃ日向財閥は誰が長になったのか。お母さんは高齢だからとても切り盛りできそうにないし、じゃあ一度切った前妻が復帰して、日向の長男が跡取りになったのか? そのへんもはっきりしない。優佳がどこへ行ったのかも気になるけれど、彼女は一応三恵を殺害してるわけですよねぇ。自首はしないのか。自首するとあちこちに迷惑がかかるから、罪滅ぼしの旅にでも出たんだろうか。まぁ彼女の場合、刑務所に入って無駄な時間をすごすより、社会にいて看護師として働いた方が、社会のためではありますけどね。ともかく、うまく丸めこんだような形ではありますが、その実結構中途半端なことが多い終わり方だったと思います。やっぱり視聴率が悪いから、1話短縮されたんだろうか? 前クールのDOCTERSと同じ医療物とは思えないくらい、視聴率悪かったですからね。まぁ見てる私も特に序盤、見るのがつらい展開とかあったりしたから、仕方ないかなとは思います。絶対これ、健吾メインで次第に謎が解けていくタイプのミステリーにした方がよかったってばさ。あ、あと、健吾の母親役、写真だけでしたが、佐々木希でしたねw どうやらドラマ界は佐々木希は演技させない方針のようですねw 平田満と佐々木希ってすごいアンバランスだけど、佐々木希が奥さんなら、あんなイケメンが生まれても不思議はないかなと思わせますよね。



デカ黒川鈴木
日テレ 木曜夜11時58分~
【あらすじ】黒川静江白石とともに、住職の田崎と新婦・真知子の披露宴に参列する。その席上で、田崎真知子が誓いのキスをした直後、田崎が昏倒、そのまま死亡してしまう。検視の結果、田崎はピーナッツのアレルギーで死亡した可能性が高いことがわかる。しかし披露宴で出された料理にはピーナッツは含まれておらず、黒川は何者かが田崎を殺すためピーナッツを口に入れたのではないかと考える。

【感想】よくもまぁ最初からわかりきった話を引き伸ばして延々とやり続けましたねぇ。33分探偵かよ。といっても、犯人がはっきりわかったのは、監視カメラの映像を見た時からですけどね。今回もほんと、ゆっるーい事件で、ツッコミ所満載。まず、二股かけられていた婚約者2人が、田崎を殺さないといけない理由がわからない。別れるだけでもよかったじゃないですか。しかもあの男、なんであんなにモテモテなのかも謎w ちなみに田崎は、相棒の神回と名高いボーダーラインでメインゲストだった山本浩司でしたね。あまりモテる男を演じることがないせいか、モテオーラがまったくなかったですねw それから、百歩譲って殺すことにしたのはまぁいいとして、何故披露宴の席上で殺す必要があったのか。他でもいくらでも殺すチャンスはあったはず。しかも共犯者がいるなら、もっと確実に疑われないよう殺す計画を立てることもできたはずです。それと、いくら檀家が集まる寺とはいえ、トイレの前まで監視カメラがあるのはちょっと不自然でしたね。その監視カメラの映像を鮮明化した画像が、あまりにきれいすぎたのもw いくらなんでも唇のツヤまではわかんないと思うぞ。黒川がトリックに気づいた奥さんのセリフもゆるーいヒントだし。そして一番のツッコミ所は、事件の構造そのものが、昨年同枠で放映された工藤進一への挑戦状の第4話にそっくりだったことですw 被害者や動機などに多少の相違はあったものの、舞台が結婚式の披露宴、アレルギー物質を口移しで被害者に運ぶというトリックまで一緒。ただ、こちらは原作付きなのに対し、あちらはドラマオリジナル。てことはこっちの方が先だった可能性がありますね。あと気になったのは、警察のホワイトボードに描いてあったピーナッツのイラストと、ノーパソに貼ってあったシール。あの緩さ加減はどう考えても田辺画伯筆なんですが、どうなんでしょうねw こういうのこそ、公式サイトで紹介してほしいですよね。

アバター
2012/03/10 14:25
そうか!なるほど~のキャステングだったわけですね^^昼ドラでグツグツドロドロ煮込んだら、おもしろそうですね~
この手の話は、謎がわかっちゃうと、もう読む気にならないでしょうね。
アバター
2012/03/10 14:19
後から知ったんですが、このドラマの原作者・河原れんは、
岡田や中谷が所属するスターダストプロモーションという芸能プロダクションの
社長夫人なんだそうです。
キャスティングどころか原作まで事務所関係のドラマということになりますね。
これ知ってたら最初から見なかったかもw
ただ、昼ドラにしてグツグツドロドロ煮込むか、謎が少しずつ解けていくタイプの
2時間ミステリーにすれば、まだ見れたと思うんですよ。
ゴールデンの連ドラには向かない素材だったのも、敗因の1つだと思いますね。
最終回がイマイチだったのも、単に原作が面白くなかったのか、
打ち切りで短縮されて消化不良を起こしちゃったのか、
原作を読んでみないことにはわかりませんしね~。でも多分読みませんw
アバター
2012/03/09 18:21
聖なる怪物たち 最終回
たしかに、すっきりしない終わり方でしたね。怪物というタイトルのわりには、悪になりきれてない主人公たちで、なんか中途半端でしたね。平井刑事と瑤子の関係もまったく説明なしで、日向の姑も、代理出産話を信じていたのか、敏雄の子供でないとわかったとたんに態度が豹変しましたね。無理もないけど・・・いままで信じ切っていっところに、びっくりでした。あちこち疑問だらけで、終わってしまい・・・残念でした。結局のところ、あまり中身のないドラマでしたね。



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