働く幽霊株式会社!?【後編】
- カテゴリ:自作小説
- 2012/03/15 17:24:47
そして、番組の収録が始まった。
「それでは降霊術のコーナーです。幽霊出てきてくれますかね?宮野さん。」
アナウンサーが親父に問いかける。
「幽霊にそう都合よく出演してくれる親切心があるなら今頃なんらかのビジネスが成り立っているはずですがね。」
親父・・・するどい・・・
「では降霊ミュージシャンの阿部さん、お願いします!」
そういうと、髪の毛が薄くなった頭にハチマキを巻き、首にベースをかけた50代の男性がきた。
可哀相な人だなあ・・・
阿部さんと呼ばれた人はベースを弾き始める。
しかしその音はものすごく斬新だった。
ベースから出るとは思えないような音を鳴らしていたのだ。
なんだあれ・・・;;
俺は客のほうに目を向ける。
ふと、周りをキョロキョロ見回している怪しい男性が目にとまった。
怪しい男性は周りを確認すると、内ポケットに手を入れていた。
「宮野正貴ァァァ!!死ねええええ!!!」
そう言いながら取り出したものを親父に向かって投げる男性。
勢いよく飛んでいくのは・・・卵!?
死ねっつって卵かよ!スゲー馬鹿だこいつ!
阿部さんは「えっ?えっ?」と言いながら動揺していた。
俺はステージに足を一歩踏み入れる。
その瞬間、阿部さんの持っているベースが目に入ってきた。
俺はそのベースを阿部さんの首から外し、脅威のジャンプ力を見せる。
阿部さんは立ったまま気絶していた。
俺は親父の目の前まで行って、ベースを盾に卵を防いだ。
卵は見事にベースに当たり、無様に割れた。
「ッ!?卵が何も無いところで破裂したぞ!?」
「いや違う!ステージに誰かが!!」
口々に言う観客。
俺はそれを無視して親父の方へ体を向ける。
「・・・残念だったな、親父。」
俺は届いていないと分かっていないながらも話を続ける。
親父に話しかけている途中途中で、俺は卵でベタベタのベースを弾く準備を始めた。
「かつてあんたがこっそり曲げようとしたスプーンは一度も曲がらなかった。1999年にあんたの大嫌いな世界は滅び損ねた。母さんは自己啓発セミナーにハマって金を持って蒸発した。たった一人の息子は東大に入り損ねた。そして・・・」
俺はその続きを言おうか躊躇った
「なにより、あんたの大嫌いな幽霊はこの世に居るようだ。」
よし、ベースの準備が出来た。
俺はこの前社長が言っていた社訓第3条を思い出した。
サービス中は元気に怖く大きな声で──上等じゃねえか!
「俺は此処で元気に死んでんぞクソ親父がーッッ!!!」
音量を最大にしたベースをかき鳴らす。
「何この音!?」
「下手すぎて頭が割れそう!」
観客が耳をふさぎ、喚き始める。
ヘタクソなバンドサークルだった為、観客からは騒音にしか聞こえないらしい。
・・・これ、一応曲なんだけどな・・・
「お、おい!音響どうなってんだ!」
スタッフは慌てている。
「このバカさは・・・同業者か・・・」
卵を投げた男性はその場に座り込み、唖然としていた。
「・・・プハハハハッ!!もう限界!」
ついに社長が笑い始める。
「なんて音楽性の無いラップ音なの・・・ッ」
社長は笑うのを堪えていたが限界だったようだ。
うっせー、笑んじゃねえよ!こっちだって必死にやってんだかんな!
俺は色んな人を無視してベースを弾き続ける。
*<視点変わるよ!(親父)>
・・・・・・
俺はベースを弾く息子の姿が見えていた。
「くだらない。」
冷たい目で俺の一人息子、悟を見る。
「相変わらずのヘタクソめ」
しかし、息子は輝いているように見えた。
*<視点戻るよ!>
俺は会社の廊下を歩いていた。どこかの部屋から声が聞こえてきた。
「何だかんだでいい子だったよね・・・宮野君。人の話を聞かない子だったけど・・・」
「まさかあそこでキラキラして成仏するとは」
「惜しい人を亡くしました・・・」
「ま、元から亡くなってますけどね!」
明るい笑い声が部屋中に響く。
「俺死んだことにしないでくれません!?」
俺は部屋のドアを勢いよく開け、言い放つ。
「いや、もう死んでるし。」
「そうなんですけど!社会的に!?対人関係的に!?つーか俺、テレビにも映りませんでしたね・・・」
そう、テレビでは機械の故障とみなされていた。元凶は親父。やっぱり見えなかったのか・・・
「ま、死んでたけど」
そう言いかけた社長は笑顔で俺の頭を撫でながら、こう言った。
「ちゃんと守れてた」
「・・・社長の目があったからですよ。あんた、俺が見えるから。俺を見ていてくれるから。何かしても誰か見てるって思ったら何かやってみようかと思って・・・」
「宮野君・・・」
「要するにアレだ!あ、あんたの力はビジネス向きっつー事だ!自身持て!」
自分で言いながら頬が熱くなるのが分かった。
「有難う。せいぜい頑張るよ」
社長は綺麗に笑った。
そして、いつもの山道。
「よぉ、猫。今日も宜しく!・・・って、聞こえねえか。」
猫は俺を見てニャーと鳴いた。
「お前・・・・」
もしかして俺が・・・
「猫、今日も暇だといいな。」
俺は猫と空を仰いだ。


























続きはいつか((
あああああ、そこ気づいてくれたか!^p^
正座www足痺れるwww
そして続きはいつ・・・?(((
あれだ、卵投げた人が言ってた「同業者」ってのが気になるな\(^o^)/
番外編も正座待機して待ってようか(そわそわ
え、七海が書いてくれるんzy(ry
mjkwwww私なりチャ全然進まなすぎて暇してるんだぜ^p^
いいなあ・・・・((
頑張れーノ
ですよねー^q^
今入ってもついていけないと思うぜ!!(ぁ 今進むのめっちゃ早いからw
おっけー、がんばるw
それ以上下にはいかんぜ^p^
ちょwwwwwwwwwwwおk、楽しみに待ってるbb((
うん、話が全く分からないのだよw
この前そのサークル入ろうとしたら参加停止中で(´・ω・`)ってなってたw
全裸期待してるねっ!
うああ続きみたい!!!宮野君の日常とか違う題名にして連載しようか!!((黙
俺も小説書いてるけどなり茶サークルの奴だからなあ…^q^
いつか普通の書くよ!!((
最大文字数が3000になったらなあ・・・^p^
うん、思いつかなかったwww
アレン>
ですよねー^p^
・・・考えておきます(
せめて番外編を←
ありゃ・・。考え中ですかー・・・;
くそう、あと200字追加出来ればやりたい所やれたのにっ!
そこかwwwまさかのwwww
次・・・まだ考え㊥^p^
最後のセリフいいやん!!
『俺は猫と空を仰いだ。』
って!!想像できる!カッコイイ感じがあるよ!!w
次はどんな作品ですか??
監督!www
残念ながらこれで終わりだぜ^p^
かなり削ったぁ・・・www
めっちゃ微妙だったからねwww
微妙な終わり方さーせん;
これで終わりですか??
続だよね??
ね?ね?(クドイ・・・;
幽霊は居ますです。w
もし続きがあるのなら楽しみにしてるよ♪