殲11BS戦闘機 実弾訓練中に危うく大事故
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- 2012/03/15 20:13:34
瀋陽軍区空軍の新型戦闘機「殲(J)11BS」はこのほど、実弾訓練中に制御を失う事故を起こしていたことが分かった。14日付で中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
2人のパイロットが射撃訓練を終えて帰航準備に入ろうとした瞬間、戦闘機が制御を失い、ダッシュボードに警告アラームが表示された。2人の体は上下し、頭が激しくキャノピーにぶつかったという。
激しい振動はパイロットの視覚にも影響を与えた。戦闘機は失速し、地面からわずか380メートルの高さまで急下降したが、パイロットは落ち着いてタイミングよく作動レバーを操作し、無事に着陸することに成功した。
記録によると、緊急事態の発生からコントロールできるまで、戦闘機は26秒にわたって制御不能となっていた。関連データは事故原因の分析と今後の操縦訓練に役立つと期待されている
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0315&f=politics_0315_003.shtml