狂信
- カテゴリ：日記
- 2012/03/20 22:33:03
アフガニスタンで、アメリカ軍がコーランの焚書を行ったという。
ただでさえ反米感情が強いのに、火に油を注ぐ結果となった。
その上、米兵の銃乱射事件で一般市民が亡くなった。
生活の中にしっかりと宗教が根ざしている国で、その宗教の聖典を焚書するとは。
…なんと言っていいのか、愚かとしか言いようが無い。
例えるなら、中世の教会前広場の民衆の面前で、聖書を焼くようなものだ。
イスラム教、キリスト教、仏教。
どの宗教も、それぞれ信仰する人々の生活や習慣や文化と、切っても切り離せない関係になっている。
日本人は世界でも稀に見る、宗教に寛容な国だ。
イスラムのモスクと、キリストの教会と、仏教のお寺が並んで建っているのはたぶん日本ぐらいのものだろう。
その真横に神道の神社があっても、誰も不思議に思わないのが日本人の感性だ。
いい意味でのええかげん。
外国からみたらとても奇異に写る寛容さこそ、日本人が持つ美徳の一つだと私は思う。
ただ、時々、この寛容さが極端から極端に走る時もある。
この日本でさえも「狂信」の名のもとに、とんでもない事件が起こった。
地獄の釜が開いたと表現したコメンテーターがいたが。
阪神大震災の悪夢の後、日本の首都で起こったあの事件。
狂信者が世界でも稀なテロ行為に走った事件。
変わらずあの団体は存在し、教祖も塀の中で生きている。
信じるのはいい。
それは個人の自由だ。
が、「狂信」だけはいただけない。
その名の元で行われる、狂気の行為は何も生み出しはしない。
コメント、ありがとうございます。
あの事件から１７年、風化しつつあるのがやりきれません。
悪い意味のいい加減さが蔓延しつつあるような。
…漠然とした不安をかかえつつ、自分になにができるのか考える毎日です。
取り締まれないのではないのでしょうか・・・
何か事件を起こすまで。
宗教法人の金の出入りにも寛容だし。
何かが狂っている気がするのは僕だけかな？
沿線ですので、自分もたまに利用する路線。通勤で利用していた友人の中には あれ以来地下鉄に乗れなくなった方もいます。（たまたま1本後の電車だったそうです＞＜）どうしても必要なときは、それでも、一駅ごとに電車を降りてしまうと言っていました。（今は地元に帰られて、お元気に過ごしてらっしゃいます＾＾）
いまだに、あの団体が解体せず、名前を変えて狂気を育んでいるのかと思うとぞっとします＞＜
お彼岸のお墓参り行って来たｗ
日本の宗教団体の信者を合計すると日本の人口が倍増するそうです。