君の名は
- カテゴリ:日記
- 2012/03/25 11:36:32
泉佐野市の市名売却検討問題
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120323/mca1203232100017-n1.htm
大阪府の泉佐野市が市の命名権の売却を検討しているそうです。
まだ検討段階らしいですが、仮に実現したら、
「数年ごとに自分の住所が変わる」
「契約が変わるごとに住所の入った看板総入れ替え」
とかしなければならないのでしょうか。
個人的な考えですが、「命名権」なるものは
「本来、価値がない(または価値がつけられない)
モノに付加価値を付けたように見せかけているに
すぎない」
と思っています。
(またの名を「詐欺」)
昔、知り合い(男性)が住んでいたアパートのオーナーが代わり、
名称が変更されました。
が、その名前がかなり乙女チック。
年賀状の時期の鉄板ネタとして、しばし使わせてもらいました。
命名権を売ったとしても、つけられる名前が地元の人が期待
する名前かどうかは不明です。
予想されるのは、契約変更のたびに繰り返す名称を巡るドタバタ喜劇。
傍から眺めるだけなら、面白いですが、巻き込まれたら、面倒な事、
このうえなさそう。
ふと思って調べてみたら、こんなサイトもありました。
「命名権.com」
http://www.meimeiken.com/
意外なほどに需要と供給があるのですね。
ただ、
「売れるものなら、なんでも(無理矢理)値段をつけて売る」
というスタンスは正しいのでしょうか。
気がついたら大事な部分を
全く関係ない第3者に握られていた、
なんて事になってたりするのでは・・・
ところで、この言葉は、もはや死語ですね。
「名は体を表す」
市の名前の命名権の売却を考える前に
市の公用車の車体や市長の顔やスーツ
を広告スペースにしたりする事を考えた
方がよさそうです。
せめて建物だけにして欲しいなと思いますが・・・・