Nicotto Town



静かな夜 風が優しく吹き荒れる

そこには桜が一本植わっていた

君は寂しそうに

「まだ蕾だね…」

そう呟いて 肩を落とした

僕は そんな君を 優しく包み込み

「また来ようね、大丈夫、今度は咲いてるよ」

そう 優しく語りかけた

君は 満面の笑顔で何回もうなずいた

また来ようね 今度は咲いてるよ きっとね…

アバター
2012/03/27 23:28
静かで丁寧、そして優しい詩ですね。
今度来たときはきっと咲いていると思います✿
アバター
2012/03/27 09:11
優しい詩ですね

心の中の蕾も開きかけてます
一緒に見てくる人はいるのかな・・・
アバター
2012/03/27 05:20
蕾でいてくれたことに 感謝。


僕は咲いてしまうのがこわいんだ




後ははらはらと舞うのを


儚く見届けるのが切なくて。



いや、そうじゃない



また今度



美しく花開く準備をしてるんだよ。





淡い淡いやわらかな




さくらいろの中を

君とふたりでほほえんで。







                                                        こっこ。



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.