すっぽんのキティちゃん❤
- カテゴリ:家庭
- 2012/03/27 11:38:59
そんなひまわりですが、彼女にも当然苦手なものもありました。
まぁ、女性ならば大抵の方が嫌いとおっしゃる存在の爬虫類。
とりわけへびという動物に対して、大きな恐怖心を抱いておりました。
カエルやイモリなどの両生類も嫌いで、見かけると逃げてくるのです。
爬虫類・両生類でセーフなのは、亀だけだと言っていました。
ある日、ひまわりの友達が引越しをする事になりました。
ひまわりはそのお手伝いを頼まれたのです。
「ワシも手伝ったろか?」
という私の言葉は、諸般事情により却下されました。
まぁ、そのお友達の引越し理由が、ちょいと訳アリだったようで・・・。
そこは、友達同士で積もるお話もあるのでしょうと、私も遠慮いたした次第であります。
朝早く、愛車に乗って出掛けたひまわりから電話があったのは、もう薄暗くなってからでした。
その電話の内容は、何かを貰って来たいという。
その貰ってくるものとは・・・
すっぽん
鍋や雑炊用のお肉を3人前・・・
そうではありません。
観賞用の生きたすっぽんをペットとして飼おうというのです。
そのお友達、何ゆえそんなんを飼っていたのでしょうか?
ひまわり曰く
「いいなぁって言ったら、要らないから持って行ってくれたら助かるって言われたから、飼う事にした。」
持って帰ってきたものは、60cm水槽に入れられた20cm位の鶯色のすっぽんさん。
餌は配合飼料のいわゆる「カメの餌」でいいという。
たまに生き餌をあげると喜ぶらしいです。
生き餌は、金魚などの小魚。
水を張って蛍光灯で照らすと、ひまわりの言う様になかなか優雅に泳いでくれます。
しかし、噛み付かれたら大怪我をしてしまいますので、気を付けなければなりません。
さて、我が家にやってきたすっぽんさん。
名前を付けてあげましょう。
「コレ、きっとメスよ!」
と言い張るひまわり。
かわいい名前を付けてあげましょうと言い出します。
ひまわりがすっぽんに付けた名前は・・・
「キティ♡」
あ~あ、やっちまったなぁ・・・。
すっぽんのキティはその後我が家で大きく成長し、なんと40cm近くにまでなりました。
そしてその大きさとパワーから、何度かの逃走を企て、セラミック製のヒーターを噛み砕くなどの破壊活動も実行しました。
もうそろそろ飼いきれなくなったなぁという事で、仲の良いペットショップに無償で引き取っていただきました。
「キティ、今まで楽しかったよ。新しい飼い主に幸せにしてもらうんだよ。」
「速攻ですっぽん鍋にされたりして。」という言葉を吐いてしまった私は、その直後にひまわりの後ろ回し蹴りを食らう事になったのは言うまで無いでしょう。
泣かないでね♪
古い記事だし、見る人少ないだろうから書いちゃうけどね。
彼女が元気だった頃は、いつも迷惑と心配をかけっ放しだったんですよ。
看護師をしていたひまわりの安定収入を当てにして、のほほんと儲かりもしない自営業をやってたし
私一人では通るはずの無い住宅ローンも、ひまわりの名前で通した。
その部屋も、私一人では維持出来るはずも無く、もう取られてしまいました。
多分ひまわりは、今でも心配で仕方が無いと思いますよ。
私はこんなですから・・・。
以前聞いた話。
癌という病気は、特効薬は無いそうです。
しかし、絶対にコレだけには弱いっていう薬がある。
それが「愛」だそうです。
家族の患者に対する愛。
あるいは、患者の家族に対する愛。
生きて欲しいという想いと生きたいという想いが、一番の薬なんですって。
私とひまわりの、両方の想いを合わせても、相手の病気の力が強かったのでしょうね。
よりによって、なんでアイツが選ばれてしまったんだろう?
もしも神様というヤツが居たとしたら、私は今でも胸倉を掴んで言ってやりたいです。
お前、あんまりじゃないか。
それでもね、戻ってこないんですよね・・・
だからね、守ってやりたかったし
出来ることなら、換わって欲しかった。
誰に何を言ってもね、帰って来ないんだもん。
それを考えるとね、何も言えないんですよ。
こんな私ですから、何を言っても、書いても
守れなかったヤツの言葉なんですよねぇ・・・。
「そうじゃなくて・・僕は守りきれなかった私が言うのも何だけど・・」という招き猫さんの言葉を読んで
きっとそんなことない。
彼女は生きて病気にならない間きっとたのしく笑って・・笑って生きていたに違いないと
招き猫さんのブログから・・そう思うから。
人が病になったりするのはだれにもそうなったら止められない・・
だけど・・ひまわりさんはきっと・・きっと・・招き猫さんと今の僕と彼のように^^楽しく仲良く暮らしていた気がするんだ
だってあなたの言葉から・・ひまわりさんへの愛情が・・いっぱい・・いっぱいかんじるから
おお!笑っていただきありがとうございます!
確かにですよ、豪快で行動的な女性でありました。
キティの他に、兄弟で一匹は茶、もう一匹は白のトラ模様のネコに
白にミルク、茶にココアと名付けた事もありました。。。
野生のものは黒いんですけどね。
キティは姿形は変わりませんでしたが、色は薄緑色をしていました。
腹は白で、顔が何となく愛嬌があって可愛らしかったんですよ。
ま、ひまわりのネーミングに、あのサンリオキャラが影響してたかはわかりません。
とにかく可愛らしい名前にしたかったのは事実な様です。。。
大いに笑いましたw
しかし
スッポンでキティとは・・・
いやはやw
なんとなく想像がつかなかったのですが、
きっと、その背中がツルツルで、
あのキティちゃんの真っ白く すべすべであろう肌が、
スッポンさんとリンクしてしまったとか??^^
想像性の高さに、感動です(*^^)v
ええ、キティも良くなつきましたよ!
水槽の上にてをやると、えさをくれると思って首を伸ばしてきます。
一般のカメと違って、スッポンは首が長いんですよ。
間違って食いつかれたら、指が無くなってしまいますからねぇ・・・。
当時飼っていたネコが、キティにちょっかいを出して噛み付かれなきゃいいなぁと
とても心配しておりました。
そういった事故も無く、無事に我が家から旅立って行きました。
幸せに暮らしてくれたらいいんですけどねぇ・・・。
ミドリガメが成長すると、以外に巨大化するのです。
正体はミシシッピアカミミガメというアメリカ原産のカメですから。
多いのはクサガメやゼニガメという種類です。
これらは成長も遅く、長生きをしますので飼い易いカメです。
スッポン・・・私も実は食べた事がありません。
食べる機会もあったのですが、キティの件がありましたので
今となっては食べられないでしょうねぇ・・・。
あ、あおさんも頭上注意!
ええ、長く一緒にいると愛着がわきますよね~。
私もひまわりも、彼女の破壊活動に手を焼きながら
手放す時はホッとしたような、寂しいような・・・。
あ、そんな事を言うと上から何か落ちてきますよ~!
友だちのご主人が子どもの頃から飼っているというカメさんを見せてもらったことがあるのですが、
人の気配を感じると喜んで動き回っていて思ったより可愛かったです♡
でも、カメじゃなくてすっぽんなんですよね・・・( ̄▽ ̄აა)・・・
種類はなんだろうなぁ・・・
よく脱走していたのだけ覚えています。
自由に生きたいのでしょうね。
スッポン鍋食べたことないなぁ・・・ってひまわりさんに怒られちゃうねw
しかし、40㎝はデカイ!さぞかし脂がのって…コラーゲ…ヾ(。・∀・)ノ何の話~かなぁ~♪