ドラマ【謎解きはディナーのあとでスペシャル】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/03/28 12:34:23
【感想】スペシャルなだけあって、なかなか豪華なキャスティングでしたな。豪華なキャスティングで麻生祐未とか完全に沖縄の女性になりきってましたが、高嶋兄まで完全に沖縄の遊び人になっててちょっとびっくりしました。まぁ沖縄言葉はよくわからんのですが、他県の人間から見たら、かなりそれっぽく見えましたよ。話は相変わらずひっちゃかめっちゃかでしたが。特にレイコウの話、あれ必要か?w まぁこのドラマ特有のおふざけ展開なんですが、今回は常軌を逸するレベルだったな~w しかもエンディングが2回も挟まれてるし。まぁ時間的にまだ続くなとは思いましたけども。まず冒頭の大学での事件。影山が説明してる途中で大体わかりましたけど、ちょっと無理があったな~。スケート靴を履いて自転車の轍を通って帰ったとのことでしたが、ちゃんと調べれば自転車の轍の中に深く刻まれた細い靴跡があるのがわかると思うんです。また、罪を着せることができる状況だとわかっていて、何故足を骨折していることを失念したのかも謎。だって骨折してたらスケート靴で移動するのはもちろん、自転車を走らせるのも無理でしょうよ。真犯人がバカだったってことかな。で、本編の事件。私も影山と同じで、沖縄で田沼が指輪をもらったあたりから、ひょっとして鈴木元気が慶山で、死体は田沼のじゃないかと思ったんですが、時系列がおかしいので混乱してたんですよ。なのでお嬢様が沖縄の事件が先で慶山の焼死が後だということを言ったせいで、2つの事件が完全につながりました。カジキを入れる箱が犯行に利用されたこともわかっちゃいましたねw だってあの箱どう考えても怪しいもんw ただ2点だけ疑問に思ったのは、あの気密性が高そうなアトリエで、灯油を撒いたからといって死体が炭化するまで焼けるかなってことです。すぐに酸素がなくなっちゃって、火が消えちゃいそうですよ。まぁ科学的なことはようわからんのですけどね。あと、雑誌記者だか画廊のオーナーだかどっちか忘れましたが、慶山が生前から自分の作品を箱に入れ、自分が死んだら一緒に燃やしてほしいと言っていたと証言してたので、てっきり今回の狂言自殺の共犯者かと思ってたんですが、全然関係なかったですよね。鈴木元気のエピソードはよかったですな。自分の身分を捨て、描き散らした水彩画を100円で売り、それを目に留めたのはごく普通の居酒屋の女将だけってのが面白かった。あの絵で世界的に有名な画家とは思えないし、生きてるのに絵に3億くらいの価値がつくような画家って本当にいるの?って思いましたが。