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韓米両国、北の内戦を想定し初の訓練


 韓米両軍が先月実施された「キーリゾルブ」演習で、北朝鮮軍内部の対立から内戦が起こり、韓国の安全保障にも大きな脅威となるケースを想定し、10万人以上の韓国軍を北朝鮮に投入して安定化させる訓練を初めて実施していたことが、5日までに分かった。

 韓国政府の消息筋は5日「今回のキーリゾルブ演習では、北朝鮮の急変の中でも、内戦発生時に韓国軍の兵力を大規模に投入し安定化を図る訓練を実施した。昨年のキーリゾルブ演習では、初めて北朝鮮の急変に備えた訓練を実施したが、直接韓国軍を投入するタイプの訓練を行ったのは、今回が初めて」と語った。今回の訓練は、北朝鮮軍内部の強硬派・穏健派の対立から内戦が発生し、戦争が起こる恐れが強まったケースを想定したもので、10万人を超える韓国軍を平壌以南の地域に投入し、強硬派を鎮圧して北朝鮮地域を安定化させるというシナリオで進められたという。

 韓米両軍は、北朝鮮内部でのクーデター、内戦、大量脱北、大規模自然災害、人質事件など計6種類の急変ケースを想定し、作戦計画レベルの「概念計画5029(CONPLAN5029)」を数年前に完成させた。しかし、北朝鮮の鋭い反応を懸念し、内戦状況などに関する訓練は実施しなかった。消息筋は「今回、北朝鮮の内戦状況に関する訓練まで実施したのは、金正恩(キム・ジョンウン)体制がまだ不安定で、いかなる最悪の事態が起こるか分からないという両軍首脳部の判断があったから」と語った。韓国政府当局では、昨年末に金正日(キム・ジョンイル)総書記が急死した後、北朝鮮軍部強硬派の声が高まっている可能性に注目しているという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000675-chosun-kr

 

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