(前編)あの頃のおそらくは平穏な日々の一部の6
- カテゴリ:日記
- 2012/04/10 18:54:53
時期はずれですが バレンタインのお話です
2月14日の朝 友人と一緒に教室に入ると いつもなら遅刻ぎりぎりで来るはずのアッシュが なにやらエイジ君の机のとこでゴソゴソしています
(ウチ)「おはよー 何してるの?」
(アッシュ)「ああ エイジの机にチョコ仕込んでるんだよね~ で 反応を見て楽しみつつ放課後に『実は俺が入れたんでしたー!』って・・・」
(友人)「ナニソレ!?楽シイ!仲間に入れてよ」
(アッシュ)「いいけど絶対に笑ったりするなよ ばれちゃうからな!」
(友人)「大丈夫 大丈夫!」
このふたり悪魔です・・
でも ウチもやっぱし面白そうなので仲間に入れてもらうことにしちゃいました
席に座り3人とも本を読んでいるふりをしつつエイジ君を待ちます
しばらくすると「おはよう」と本人の登場です
エイジ君 自分の席に座り リュックから教科書・筆記用具を机に入れよーとしています 、中に教科書を押し込もうとして 何かが奥にあることに気が付いたようです・・・・
手を入れ中を探るエイジ君、触れたモノを出してみるとかわいらしいラッピングをされた四角い物体♪
その瞬間 エイジ君の動きが完全に止まりました まるで動画の一時停止ボタンを押したようにです
そのあとすぐにエイジ君の体内の巻き戻しボタンが押されたようです
その四角い物体を ゆーっくりと そして そーっと机の中に戻しました
これが もし路上で行われていれば まるでパントマイムの大道芸人
50円玉1枚くらいなら あげてもいいくらいの華麗な巻き戻しパントマイムです
ウチと友人はエイジ君より後ろの席なので挙動が手に取るように見えます
文庫本を読んでいるふりをしつつ唇を噛みながら笑いをこらえます 隣の席では友人が必死に笑いを堪えているらしく 生まれたての鹿の赤ちゃんのようにプルプルと震えています
まだホームルームすら始まっていないのに すでにこの状態
これを放課後まで耐えろというのであれば拷問です
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
やすみじかん
エイジ君 何度か さりげな~くリッュクを机の入り口のあたりに持っていく素振りを見せます
どーやら 何事も無かったかのように机の中の四角い物体をリュックの中に移植しようと試みているよーです
しかしその度にアッシュの妨害が入ります
(アッシュ)「エイジ~昨日のTVでさぁ アレ見たかよ~?」
エイジ君 あわてて机の中のブツを奥に押し込んでいます
(エイジ)「あっ えっ なっ なんのTV??」
限りなく挙動不審です
これが もし路上で行われていれば間違いなく 警察官のお兄様から「すぐそこの交番で一緒にお茶でもしない?」と熱烈なナンパをされることでしょう
その後 アッシュの「絶対にリュックには入れさせん!」という強い意志の元に エイジ君のお昼時間&全休憩時間は軽い拘束下に置かれました
(アッシュ)「エイジ 便所行こうぜ~」
(エイジ)「えっ いいよ・・僕したくないし・・・」
(アッシュ)「い・い・か・ら!行くぞっ!」
おトイレですらも このありさまです
「キミたち 仲良しの女子なの?」と突っ込みたくなるほど いつでも一緒です
決して ほほえましくはないのですが
友人もウチも 笑いを堪えますが もー限界に近づいてきています
腹筋が痙攣を始めました
深夜の通販番組 アメリカ製の腹筋強化マシーンを付けたモデルさんのお腹のよーに びっくんびっくんしています
間違いなく 明日 筋肉痛に襲われることでしょう
唇から鉄の味がします 噛み過ぎて少し血が滲んできているようです 口内炎にならないかが心配されるところです
朝から 読んでいるふりをしている読みかけの文庫本の しおりの位置が本日1ページすら進んでいません そろそろ冬が近づきスナフキンが旅立ってしまう ムーミンもついて行きたいが それを優しく諭される良いシーンなのに・・・・・
友人は すでに力尽き戦死したようで机につっぷして さっきから動かなくなりました 安らかにお眠りください
(続くのです)
続きUP済
らいねんも そのすがたを
かえることなく むかえておくれ
♪雪 降り積む おさ~びしや~まよ~♪
深冬様。。❆ムーミンお好きなのですか?✿^^✿
エイジさんの華麗な❀巻き戻しパントマイムって。。★
なにか見てみたいです✿> <✿
続きが。。☆すごく気になっちゃいます> <
後編を拝見させてくださいね✿^^✿