Nicotto Town



外国人に ”虫の声”が雑音に聴こえるわけは?

”人は自分が発音できない音は聞き取れない

”子供なら聞いた音を口で再現できる機能が備わっているが大人には

ない 成人は自分の脳みそにない音は 勝手に聞こえなかったこと

にしてしまう
のである” 

「北京大学てなもんや留学記(谷崎光著)」より


『ほとんどの外国人は朝の鳥のさえずりは美しいと感じるが 日本人が

風流と感じる虫の鳴き声は聴こえないか 雑音にしか聴こえない』 


こんな話を聞いたことはありませんか? ジオはかねてからこのことの

理由がなんとなく理解できずにおりました

それが谷崎さんの中国語習得に関する文章の中に出てきた↑の言葉

で多少なりとも解った気がしたんです 彼女は「中国語脳を作る」だの

「クチの中国語筋肉を作る」だのと言う表現もしておりますが要するに 

”ヒアリングが苦手なのは自分できちんと発音ができないからだ

みっちり発音の基礎をやればその音を脳みそが記憶して自然と

「耳ができて」聞き取れるようになる”
と言うことのようです☆

ですから日本人が美しいと感じる虫の声を聴こえないと感じる外国の

方たちにも 虫の声を発音して記憶してもらえば「あ~虫が鳴いてる」

と聞き取ってもらえるようになるのではないか?と考えたのです☆


脳みその記憶の構造から言って 論理的な記憶ばかりでなく音や色の

印象と言うものも一度きっちり定着させることによって根付くのでしょう

一度きっちり根付いた記憶が 苦手だった中国語のヒアリングで 

”ピンボケ写真がピントの合った写真に変わったように聞き取れるよう

になった”と言う変化を生んだ理由なのでしょうね☆

『基礎中の基礎の発音表を大声できちんと発音する練習を繰り返す』

これが中国語学習の(他の外国語でもそうなのでしょうが)大事なとこ

ろだと言うことのようです☆



”けっきょく使わないと(発語しないと)いくらやってもダメ!”


ことは外国語の習得に限らず 人の脳みそと言うやつはせっせと記憶

を溜め込んでもそれだけではモノにはならないと言うことのようです☆


ジオも日夜せっせと溜め込んでいる ”雑ネタ”が無駄にならぬように

日々使い続けたいと想います(^ー^*)フフ♪









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2012/04/13 22:27
この間(といっても夏ですがww)神戸女学院大学にちょいと授業を受けに行く機会がありまして、そのときに↑と全く同じ事をやりました。
「外国人が虫の声が雑音にきこえる。じゃあ綺麗とは思わないのだろうか?」というような感じだったと思います^^
これについて神戸女学院大学の生徒があちこちで外国人を捕まえて虫の鳴き声を聞かせたんだそうで、中国人に始まりアメリカやヨーロッパの国々など10以上の国の名前が結果のグラフに出ていました。
それぞれの国100人に訊いたのだそうです!
外国人は雑音として聞く(つまり、意識して聴くことはあまりない)けれど、嫌な音と思っているわけではないようだ。ということがすぐに読み取れる結果になっていました^^
日本人には不人気でも外人さんは好きという虫の声もあったのですよ~。(例えばアブラゼミやミンミンゼミwww)
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2012/04/13 00:50
赤ちゃんも、基本、物まねから何でも覚えますもんねぇ。
なるほど。。。面白い記事だなぁと思いました^^


記憶力は、結構自信あった方なんですけど
最近引き出しが錆付いているようです^^;
開け閉めをしょっちゅうやらないと、ダメなんですね。。。。。。



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