韓国軍、北朝鮮発射ミサイル捜索
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- 2012/04/15 21:35:59
韓国軍、ミサイル破片回収…爆発の一段目か
【ソウル=門間順平】韓国のSBSテレビは14日、北朝鮮が13日の発射に失敗した長距離弾道ミサイルが落下したとみられる黄海で、韓国軍が相当数の破片を回収したと報じた。
報道によると破片は海上で発見され、韓国中部・平沢(ピョンテク)に司令部のある韓国海軍第2艦隊で分析作業に着手した。回収された海域では、海軍艦艇約10隻が音波や金属探知機を使って捜索にあたっていた。SBSは、政府関係者が「回収した破片は爆発したミサイルの1段目の可能性が高い」と明かしたとも伝えている。
韓国軍関係者は、読売新聞の取材に破片回収の事実確認を避けた。ただ、北朝鮮の技術水準を探るのに重要な噴射装置の部品は海中に沈んでいるとみられ、「回収と分析には相当時間がかかるだろう」と語った。
最終更新:4月14日(土)23時3分
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120414-OYT1T00681.htm
北ミサイル断片捜索続く…回収の浮遊物は無関係
【ソウル=宇恵一郎】韓国軍関係者によると、北朝鮮が13日に発射し黄海上で爆発し落下した長距離弾道ミサイルの断片の捜索、回収作業は15日も、韓国海軍艦艇約10隻で行われた。
同関係者によれば、同日夜までに、韓国西部沖の現場海域から若干の海上浮遊物が回収されたが、いずれも落下したミサイルとは無関係と分かった。
韓国海軍のイージス艦のレーダーがとらえた爆発後の状況によれば、ミサイルの2、3段目部分は、原型を比較的とどめたまま海底に沈んだものとみられ、韓国軍はミサイル性能の分析に重要だと判断し、さらに捜索を続ける予定だ。
最終更新:4月15日(日)18時23分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120415-00000497-yom-int