待っていてくれた一本のソメイヨシノ
- カテゴリ：日記
- 2012/04/16 10:34:04
この数週間、いや、もう1ヶ月ぐらい、
新たな症状が出てきて
行動範囲を制限せざるを得なくなっています。
あれほど好きだった 歩くことが
思うようにできない・・・・
一時的なものなのか、病気の進行によるのか
新たな病気なのか
まだ お医者さんにも データが少なくてわからない。
整骨師の先生たちにもわからない。
桜が咲き始め、町中が彩られていく
一番私の好きな季節に、
一日の半分ぐらいを 横たわって回復するのを待つしかない
まあ、なんとも 陰鬱な印象の日々を過ごしていましたが
私はとっても負けず嫌いなので、
気分まで陰鬱になるもんか、と決めていました＾＾
ただ、ひとつだけ、心残りがありました。
この桜の時期に、毎年、一番綺麗に撮れた写真を
ワシントン州に住む友達に 携帯で送って
距離は離れていても、花見の時間を共有する、というのが
もう、10年ぐらいの習慣になっていて・・・
きっかけは、私がジストニアの診断を受けたお医者さんが京都にあって、
その帰りに、重い診断だけをお土産に帰るのは悔しかったので
平安神宮や哲学の道の桜を観に行ったときに、撮った写真
このときは携帯ではなく フィルムカメラの写真を
スキャナーでよみとって送ったのですが
それを とっても喜んでくれたから・・・
今年の長かった冬に
「もうすぐ Ｋｅｉｋｏの国の桜が咲くかしら？
毎年 私の楽しみなの。桜というと貴女を思い出すわ」
というメールが来ていたので・・・
どうにかして 撮りたかった。
私のプレゼントのようなものだから。
でも、ソメイヨシノの時期は短くて
私の健康も回復せず、むしろ悪くなりつつあり・・・・
雨も二回 降りました。。。
「ごめんね、今年は無理かもしれない。」
「気にしないで休んで」
そんなやりとりをしたけれど・・・・
でもね、土曜日に、どうにか駅まで歩けるぐらいに
回復したし、夫も急に休みになったので、
阪急夙川に、行くことにしました。
夙川は、阪神間の桜の名所です。
もう、満開の時期は過ぎていたけれど、
まだいくらか花はのこっていて
川面には淡いピンクの花びらが うずをまいていて・・・
お花見客も そんなにぎゅうぎゅうづめには なっていませんでした。
（あー・・・満開のときなら、もっと見事だったろうなあ）
と、思いつつ、それでも、木によって散り具合が違うので
どれか、まだ、咲いてる木があるに違いない
そう希望をもちつつ、探していたら・・・・
あ。
ありました・・・！
一本のソメイヨシノが、2回の雨にも耐えて
まだ、枝一杯に 白に近いうすいうすいピンクの花をつけて
私の携帯カメラで撮れる近さで 待っていてくれたのです。
マクロモードで 空を背景に撮ったら
まるで 満開の桜のように 撮れました。
うれしくて、早速
「This cherry blossoms are waiting for us in spite of 2 rainy days, so that let me show you!」と 携帯でポチポチと打ち込んで送信！
もちろん友達からも、喜びの返事がきました。
そんな 週末の 名残の桜見のお話でした＾＾
ありがとー＾＾
えー、もみじで、同じような体験、あったのねー
その木は、無造さんたちを 待っていたのよね、きっと。
自然は、いっせいに変わるように見えて そうじゃないものね。。
うれしいよね、一本だけの真っ赤なもみじ、印象的ね＾＾
同じようなことが秋の紅葉でもありました！
葉が落ちた木ばかりの時期に日光へ行ったとき、
一本だけ他の木と日のあたり方が違ってたのか、
真っ赤なもみじが見られました。
はじめは造花？作りものかと思いましたよｗ
うーん、あまり先は考えず、
ええときは ええように （あるのか・・・・）
わるいときは わるいように （いつもか・・？）
過ごしてるよ＾＾
何が幸いするか、わからないし、悲観的にいくより 楽観的にいくほうが
楽しそうだしね＾＾
調子悪いのは季節の変わり目だから！だといいなぁ。
それならもう直に好転しそうですもんね？
のんびりご無理はなさいませんようにお大事にです