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北朝鮮で異変!ラジオ突然中断


 北朝鮮が日本語で放送しているラジオ「朝鮮の声放送」が20日午後、突然中断し、奇妙な音楽番組に差し替わったことが分かった。約60年の歴史がある放送で、アナウンサーが消えるのは極めて異例。一時は「北の内部で異変発生か」など憶測が飛び交った。

 朝鮮の声放送はAMラジオと短波ラジオの複数の周波数で午後4時~10時まで放送。翌朝の午前6時~9時まで再放送している。放送は録音とみられ、政治宣伝が最大テーマ。リスナーは、主に情報収集を目的とした関係者とマニアが中心だ。

 通常の番組編成は放送開始の合図が流れ、男性と女性のアナが交互に「朝鮮の声放送です」とアナウンス。その後、「金日成将軍の歌」などが流れてニュースが続くパターンが、ここ20年定着していた。

 だが、20日午後4時の放送はアナが出演せず、国歌が流れた後でポップな曲が続く不思議な音楽番組に差し替わった。

 この異常事態に、リスナーの間では「金正恩第1書記の一声で、朝鮮中央放送委員会日本語部が大幅な粛正を受けたのか」「大物が急死か」などの憶測が乱れ飛んだ。

 2時間後、ようやく放送は通常体制に復旧。対外情報機関の関係者は「長い歴史で、テープの掛け間違いで前日と同じ放送が流れたり、電力事情から電波が停止するケースはあったが、番組自体が差し替わるケースは極めて珍しい」とし、「機器の故障ではない」と推測する。

 日朝関係筋は「19日の労働新聞に長すぎる正恩氏の談話が掲載された。正恩氏の言葉だけに、ニュース原稿でどの部分を抜粋して日本語訳するかに時間がかかり、放送時間に間に合わなかったのではないか」と読む。

 朝鮮中央放送でもミサイルを発射した13日、正恩氏の肩書を「国防委員長」(正しくは国防委員会第1委員長)と間違えてアナウンスしたばかり。王様の代替わりで、北のマスコミもタガが外れてしまったのか。


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120421/frn1204211436003-n1.htm



 

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