雨の日~喫茶店にて~
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/04/28 08:24:04
雨の日曜日
2階の喫茶店の窓から
傘の花を見降ろす
しっとりと流れていく時間
熱いコーヒーを飲みながら
待ち合わせのふりをしながら
ううん 私は待っている
あなたの来るのを
わかっているの
あなたはもう来ない
世間に背を向けて
独りで行こうとするの
孤独な思いはさせない
あなたを離したくない
水たまりをはねて
かけてくるあなたを待つの
雨の日曜日
2階の喫茶店の窓から
傘の花を見降ろす
しっとりと流れていく時間
熱いコーヒーを飲みながら
待ち合わせのふりをしながら
ううん 私は待っている
あなたの来るのを
わかっているの
あなたはもう来ない
世間に背を向けて
独りで行こうとするの
孤独な思いはさせない
あなたを離したくない
水たまりをはねて
かけてくるあなたを待つの
うんうん、そういうことありますよね~。
私も何かのつてでカプチーノを飲むようになりました。
シナモンが苦手だった癖に。
淡い古希の思い出はいつまでも消えはしませんね。
ニキビが初々しい美少年だった頃、
背伸びしてブルマンを注文したら、
店のママに“味分かるの?”と優しく聞かれ、
顔を真っ赤にして何も答えられなかったことです。
店では↓の曲をよく耳にしました。
http://www.youtube.com/watch?v=I1YR_Tnwuu0
鬼の如く黒く、恋の如く甘く、 地獄の如く熱き珈琲、
黒く甘く熱き珈琲の私の青春の思い出を川柳にすると、
「好きだと 一言いえず 珈琲五杯」
昔、デートの待ち合わせは何時も喫茶店でした。
やっと会って頂いたデートで、
アガッテいて話題も浮ばず、
グラスに水を注いでくれるウェイターに、
珈琲を頼んでいました。
昔は純情でした。