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- カテゴリ:映画
- 2012/04/29 19:30:38
1920年代のハリウッド・・・
サイレント映画からトーキーへとシフトする黎明期を舞台にしたメロドラマです。
CG、VFXそして3D全盛期にあって、
本作品は一部を除いて全編に渡り白黒無声です。
まるで、1920年代の古き良き時代の映画をデジタル化したようです。
サイレントということは、俳優たちに表情や視線、
そして背中で語る圧倒的なボディーランゲージが要求されます。
それを見事に表現していました^^
主演のジャン・デュジャルダンは昨年のカンヌで男優賞、
先日のアカデミー賞では主演男優賞を・・・
そして、もう一人・・・もとい、もう一匹・・・
犬のアギーは”パルムドッグ賞”を獲得しています。
(クレジットには、しっかり彼の名前が入っていますよ^^)
サイレントだからこそ、しっかり演技が観えるでしょう。
また、音楽が効果的に使われているのが解るでしょう。
トーキーがアメリカで大人気になった時、
ヨーロッパではサイレント映画の芸術性が失われると考える製作者や評論家が多く、
当初はかなり懐疑的だったようです。
近年の映画は”派手さ(華やかさ)”ばかりを売りにしている作品も少なくありません。
本作品は映画(映像作品)の原点を見つめ直す機会を与えてくれます。
きっと、映画を愛する方にノスタルジアを感じさせてくれるでしょう^^
余談ですが・・・
ヒロインのベレニス・ベジョは監督であるミシェル・アザナヴィシウスの配偶者になります。
昨年の「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を思い出してしまいました^^
でも、注意すべきは「シャイン」はラフマニノフ本人ではなく、
デイヴィッド・ヘルフゴットがモデルということですね^^
ラフマニノフ大好きなので今度レンタルして見てみます^^/
数ヵ月後のレンタルまで待てるならいいけど・・・
この作品は所長の好きな”ハッピーエンド”だからオススメできると思うよ^^
あと1週間で、公開から1ヵ月になるから劇場で観るなら早めがいいかも^^
つばめさんがレビューしてから暫く経ちましたが、私もようやく書きましたよ^^
そうそう、言葉がないから解釈が個人によって微妙に違うシーンもあるかもしれません。
でも、シーンごとの構図を分かりやすくすることで、その辺の問題も解決していましたね^^
サントラ、ゲットですか!
GWは音楽がいっぱいですね^m^
私も大好きですよ^^
ただ、CGに頼らずジオラマや撮影方法を工夫して撮った昔ながらの作品というのは
独特の味があります。
先日の「燃えよドラゴン」は面白かった~^m^
愛嬌があって美人で、スタイル抜群だから華麗なドレスがとても映えます。
言葉がない分、しっかり目を凝らし、自分自身の感性で観ることになりますね。
サウンドトラックは生演奏ですが、あの音楽はどうも、、^^;
私は、現代のこれでもかっ!ていうほど、工夫を重ね、贅を尽くした映像美なんてのも大好きですヨ♪
”キュート”って言葉が一番ハマるかもしれませんね^m^
おっ、いいですね^^
アギー、凄いですよ!
追加で書くと、犬”版アカデミー賞の第1回ゴールデン・カラー賞(金の首輪賞)も受賞しました。
きっと楽しめると思いますよ^^b
今回のアカデミー賞レースもそうでしたが、原点を見直した作品がたくさんありますよ^^
もちろん、審査員の年齢層なんかを考慮すると平等とは言い難いですが^^;
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=923852&aid=36362805
例えば、これは私が今年1月にレビューした「デビルズ・ダブル」ですが、一人二役が凄いですよ。
実力がある役者は雰囲気からして違います^^
私も水曜日に観に行けそうです✿^^✿
アギーちゃん❀テレビで拝見していて
可愛いなぁって✿> <✿
いつもときめいちゃっていました^^
dayama様のブログ★を拝見していて。。❀
いっぱい★楽しみになっちゃいました✿^^✿
視線まで演技するなんてすごいですよね 犬も状況わかっていそうw