北朝鮮が韓国を痛烈に批判…挑発には断固たる対応
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- 2012/05/02 20:23:54
北朝鮮の政府機関紙の民主朝鮮は2日、論評を通じて、韓国の李明博大統領と韓国政府を痛烈に批判した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は30日、民主平和統一諮問会議の幹部委員を招待した会合で、北朝鮮の軍事挑発に関連し、「(挑発)抑止のためにも断固たる対応を取る」と述べた。また、韓国、日本、米国、欧州諸国が新たな制裁対象リストとして、北朝鮮の約40団体を安保理の制裁委員会に提出した。
論説は、韓国政府による一連の動きに対して言及したものとみられる。
同紙は論説を通じて、韓国政府や韓国軍部の好戦者などの逆賊が外勢と野合して、「徹底した連合軍事対備態勢」「強力な報復」などと、北朝鮮侵略戦争の予行演習を毎日のように随所でくり広げ、同族対決にいっそう熱を上げていると解説。
北朝鮮の太陽節慶祝行事をけなし、ロケットの打ち上げなどについても無礼な言説で同族を害しようとする俗心を公然とあらわにしたと指摘した。
韓国の極右保守メディアが、同族に対する敵対感を鼓吹しており、このような同族対決騒動は、聖戦に勢いよく立ち上ったわが軍隊と人民を刺激し、冒とくする故意的な挑発と批判した。
しかし、北朝鮮侵略戦争という韓国政府の挑発行為は延命策でなく、火中に飛び込む愚かな自殺行為だ。世界はまもなく、飛んで火に入る夏の虫がどんなものであるかを目撃することになるだろうと結んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120502-00000049-scn-int