頑張ったこと
- カテゴリ:人生
- 2009/06/19 18:38:08
人に自慢できるような意味で、「これ、、むっちゃ頑張ったんよ」ということは無い私ですが^^;
忘れられない無駄に頑張ったことが一つ。
実はファミコン時代からのゲーマーだったオトナな私。
ファミコン時代はまだオトナになりかけだった、そんな時代の話。
ミネルバトンサーガというRPGにハマッていたのですが、このゲーム、特徴の一つに「ダンジョンがやたらに広い」というのがありました。
広いと言ってもFF式の一本道が長いダンジョンではなくて、探せばショートカットできるタイプの、だからこそ、迷いやすいダンジョンだったのですが。
最初のプレイ時。
最後の大陸に通じるダンジョンに入ったら、歩いても歩いても、ぐるぐる堂々巡りになりまして、敵は気持ち悪いし、戦闘BGMは単調で気分がふさいでくるし、日はどんどん暮れていくし。というか、ダンジョンに突入した時点で夜で。グルグル回っている内に夜は更けていくし。でも、「このダンジョン、きっともうすぐ抜けられるはず」「ダンジョン抜けたらセーブして休止しよう」とムキになって、ぐるぐるぐるぐる……。
気がついたら日付が変わった上に夜が明けてました……;
で、力尽きて、悔しさを抱いたままバタッと倒れて―――。
よく寝て陽のある内に同じダンジョンを探索したら―――なんということでしょう。
さらっと終点の出口に辿りつけてしまいました。
はてさて、これが「人生」と何の関わりがあるのでしょう?^^
て、感じですが。
要するに。
「夜遅くまで頑張っても、疲れて頭働かなるばっかし」
「頭働かなかったら、どんなに頑張っても、事態は解決しないんだし」
「事態が解決しないんだったら、頑張っても頑張っても、疲れがひどくなるだけで、プラマイ、マイナスじゃね?」
煮詰まった時こそ、頑張りすぎずに一息ついた方がイイことあるかもよ。
という、貴重な(?)教訓を得た経験だったのでした。
誤解無きよう、念の為。
頑張るのが悪いのじゃないのよ。
カードゲームで、切り札が生きるタイミング、生かせないタイミングがあるように、頑張らなきゃ、ってタイミングと、力を抜いて休んだ方がいいタイミングもあるよね、というお話。
おお、なんだかトホホなお馬鹿話だったはずが、「イイ話」になったような?