Nicotto Town


週一のコーヒータイム


冬物語

「感動したマンガ」とはちょっと違う気がするけど、かなり印象に残ってる作品です。

「冬物語」  原秀則  ヤングサンデーコミックス 全7巻



内容的にはうろ覚えだし、あんまり良い作品ではなかったと記憶してます。
ただ私自身浪人して都会の予備校に通ってたので、内容よりも自分の浪人時代がしのばれる感じで忘れられないマンガです。


二浪しながらもなんとか補欠合格する主人公。彼女ともうまくいき、一応のハッピーエンドで終わります。
全体に浪人生のブルーな感じがあふれ出ていたのが忘れられません。
浪人時代の主人公ってマンガ向きだと思うのだけれど、あんまりありませんね。思いついたのは冬物語と「めぞん一刻」の最初くらい?

まあ私はのんびり屋だったのでさほど浪人の悲壮感はありませんでしたが。免許とったり、彼女作ったりしてもう少し遊んでも良かったかなと思います。(できたかどうかはともかく。)当時はほんとうに大学受験が激戦でした。

今は一般受験よりも系列高校から上がるのが主流だったりAO入試の比率が高くなってたりで、いわゆる受験戦争もひと段落した感があります。浪人というと就職浪人のほうを思い起こす人のほうが多くなりました。浪人してまでいい大学に行く、という高校生が少なくなったのかもしれません。





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