宮本慎也という男
- カテゴリ:スポーツ
- 2012/05/05 10:03:16
PL学園、同志社大学、社会人プリンスホテル・・・
ある意味野球人としてエリート街道を進んでプロ入りした、野球選手がいる。
彼の名は宮本慎也
それほど大きくはない身体と、社会人を経験したと言う事で遅いデビュー。
最初に彼に目を付けたのは、小川淳二当時スワローズのスカウト。
「彼の守備は既にプロの域に達している」
宮本慎也に目を付けた理由は、守備だった。
守りの野球を目指していた、当時の野村監督にとっては補強のポイントとして合致したのだ。
彼は守備という期待の元、始めから一桁の背番号「6」が与えられ、スワローズに入団した。
その当時、スワローズのショートには、パンチ力がありホームランも期待でき、守備も一流だったスター選手がいた。
池山隆寛。
私の大好きな選手だった。
いつの間にか、池山をサードに追いやった地味な選手がいた。
それが慎也だった。
「お前は引っ張るな!右にだけ打っていればいい。」
打撃になど全く期待はされていない、守備だけの選手。
野村監督は、彼にそう言っていた。
慎也の鉄壁の守備は、チームにはどうしても必要とされていた。
だからルーキーからレギュラーのポジションを与えられた。
デビュー2試合目で初安打を記録したものの、彼が100本目の安打を打ったのは
入団3年目の事だった。
彼の守備力はまさに超一流だった。
いち早くボールの捕球地点まで行き、次の送球動作も考慮して捕球する。
ボールはグラブの中ですばやく回転を止め、捕球動作への時間を短縮。
そして確実な送球をする。
彼の心情は、どんなに難しい打球処理でも、自分のファインプレーに見せない事。
出来るだけ簡単なプレーに見せる事で、投手に「打たれた、助けられた」という心象を与えない。
それによって、投手のメンタル面を良好に保つという。
彼はチームの勝利のために、そこまで考慮したプレーを行っていた。
簡単な打球でもなるべく難しく捕って、華麗見せていたどこぞのスター選手とは、野球に対する真面目さが違うのである(ん~どうでしょう~)。
ある日、慎也は池山にこう言われた。
「オマエ程チームに貢献する選手ならば、3割打てばすぐに一億貰えるだろ。」
そこで入団当時、右打ちしか許されなかった技術が生かされた。
どんな状況でも、ボールをバットに当てる技術。
素晴らしいバットコントロール。
慎也は誰よりも練習し、打撃を磨いた。
そして入団5年目で、慎也は初めて打率3割を記録した。
もちろん、自己犠牲のバッティングも彼の持ち味。
2001年には2番の打順を与えられ、67犠打のシーズン最多犠打のプロ野球新記録を樹立した。
やがて、押しも押されぬチームリーダーの地位も確立。
2004年のアテネ五輪日本代表チームでは、キャプテンを指名された。
また、2005年にはそれまで古田敦也が勤めていた日本プロ野球選手会の会長にも就任。
もうスワローズのチームリーダーというよりも、日本球界のリーダーとなってしまった。
かつては「守備の人」「打撃には目を瞑って」などといわれ続けた宮本慎也。
入団18年目の今年。
そして5月4日・・・。
彼はついに、目を瞑られていた打撃でも快挙を達成したのだ。
通算2000本安打達成!
2000本安打は、打者としての名球会入会資格の条件とされている数字。
史上40人目。
大卒から社会人経験者としては史上2人目。
史上最年長での達成。
達成者の中で儀打数391は最多。
そして達成者の中で本塁打数59は最小。
まさに、チームのためのバッティングを心がけての大記録達成。
野村克也氏は言う。
まさかアイツが2000本を打つとは、入団当初は考えられんかった。
チーム打撃をしながらの記録達成は、彼の努力の賜物。
慎也、本当におめでとう!
これからもスワローズの、いや、球界のリーダーとしてがんばって欲しい!
そして、近い未来には監督として、君の胴上げを見る事を夢見ている。
継続は力なんですけど、プロ野球は継続するって事も大変です。
長い間チームに必要とされ続けてるって、それだけでも立派な事ですよね~。
そうですねぇ、彼の記録は個人記録のために達成されたわけではなく
チームのためにやってきた事が積み重なった結果なわけですから。
だからノムさんも賞賛の声を挙げている訳だし、たくさんの若手に尊敬されているんでしょうねぇ。
そうですね、こうやって、きちんと自分の仕事を
こなす人が一番頼りになるんですよね。
ええ、プロ野球には一流選手だけが入会を許される「名球会」というのがあるんですよ。
野手では2000本安打を記録する事。
先発投手では200勝を挙げる事。
押さえ投手では250セーブを挙げる事。
それが条件なんです。
宮本慎也という選手は、入団当時周りも、そして本人も名球会などは無縁だと思っていたはずなんです。
しかし、彼の努力が金字塔を達成させたんですね。
見事としか言い様がありません!
ええ、これからも応援よろしくお願いしますね!
ん?監督さんに似てる?
そかな?
ま、スワローズの選手らしい顔立ち?ですよね!
オレンジチームには似合いません。。。
野球には全くうといのですが
すごい記録だったのですね!
おめでとうございます!!
淳二さんの顔と似ている気がします!
ツバメ顔 (*^▽^*)♪
おお!稲葉選手も2000本安打おめでとうございます!
彼はですねぇ、何と申しますか、鳴かず飛ばずだったんですよ。
若松政権で優勝した1年は、かなりの活躍を見せてくれました。
勝負強いという印象は、私は持っていたんですよ。
だから、彼がメジャー挑戦と言った時、どうして待ってあげられないのか!と怒ったものです。
しかし、結果的に彼は北海道に行って良かったと思っています。
きっと彼には何か、きっかけが必要だったと思います。
スワローズには、きっと彼に色々とうるさい事を言う人が居たんだと思います。
だからそちらで彼なりのV字打法を編み出せたんだと、私は思っています。
しかし、入団の年も同じ、出場試合数も同じで2人とも記録を達成しました。
慎也と稲葉選手は、きっと縁があるんでしょうねぇ。。。
ええ、まさにソコの所なんですよ。
10年以上もトッププレイヤーで居続けられる選手は、そうはいません。
プロに入れるような選手は、元居た場所ではみんなエースで4番。
プロに入っても、1軍に登録されるのは20数名で、レギュラーを獲れるのは野手では8名。
投手で先発ローテーションに入るのは5~6名で、押さえのエースが1名。
中継ぎに残れるのが5名ほど・・・。
これだけ振るいにかけられて、10年以上活躍できる選手は、いったいどれほどいるでしょうか?
その間、正しい心がけと正しい努力をし続けた人が、唯一「星」になれるんでしょうね。。。
かんちゃんは名誉だとか、そんなのに拘らず、こちらにいらしてくださいよ!
間違いなく、かんちゃんはいつまでも私の大切なニコ友ですからね!
はい、おっさんの星、夢の案内人ですねぇ~。
40超えての偉大な記録達成ですからね。
ま、イチローは別格ですよ。
日本人でメジャーに行く資格のあるプレーヤーは彼一人です。
何せ、日本人では彼の敵になれる投手はいないわけですから・・・。
稲葉さんは北海道では大スターですが、こっちに来る前は地味な存在だったような。
宮本さんはモット地味ですねぇ。
ベテラン選手が長年努力してきたことで大記録が生まれるをみると、同年代の私も頑張んなきゃ
と思ったりします。
よ~~~く考えると、プロになれるか否かでふるいにかけられ、レギュラーになるのに山があって
トッププロと呼ばれるものになるのにほんの一握り・・・その頂点となると本当の意味での星一点
なんだよね。底辺に埋もれた人達を思えば「宮本慎也選手」は星である事間違えなしなのねb
かんちゃんは野球の事はよく分からんが、努力した分だけ見合った名誉が与えられるといいなぁと
思うじょ。 だからかんちゃんにも何か名誉をおくれ( ̄▽+ ̄*)b 何の名誉かって?そりは・・・
猫さんのブログにカキコする名誉だ!!( ̄▽ ̄)=3
それにしても、10年で2000本打つイチローって一体( ̄▽ ̄;)?
うんうん、そう考えるとね、今まで1度も1軍登録される事無く消えていった選手も居るわけじゃないですか。
幸運にも1軍の試合に出られても、1本の安打も記録される事なく消えていった選手だって。
その中で、慎也は1本1本の安打を重ね、2000本という記録を達成した。
本当に見事ですよ。
大きな怪我をする事無く、そしてその間ずっとチームに必要とされたって事が凄いです。
彼のこの大記録達成で、たくさんのおっさんや、身体の大きくない野球選手が勇気を持った事だと思います。
私達も含めて。。。ね!
長いプロ野球の歴史の中で、たった40人しか達成出来てないんですよね~
いかに難しい記録であるか。。。。この記録を達成するには、怪我をしないで試合に出場し続けるタフさも要求されるんですよね♪
慎也君はアラフォーの鏡ですw
オイラも負けないように毎日、仕事頑張りますww