☆ある愛の詩
- カテゴリ:映画
- 2012/05/09 00:19:40
BGMでこの曲はよく聞きますし結構有名な映画ですけど、古いだけに知らない方も多いように思います。お勧めの名作ですね。
【スジ】
若い弁護士のオリバー(ライアン・オニール)がスケート場の観覧席で物思いに沈んでいた。妻のジェニー(アリ・マックグロー)の死の宣告を聞かさていたのだった。
二人の出会いは大学の図書館だった。ジェニー図書館の職員で、はじめはオリバーを「坊や」と呼ぶようなとっつきにくい存在であった。また、二人の境遇はあまりにも違いすぎていた。オリバーは良家の世間知らずの御曹司であり、ジェニーはイタリア移民の貧しい菓子屋の娘であった。しかし、そのことが返って二人を引き付けることになっていった。
ところが、ある日ジェニーは突然、フランスへ行って勉強すると言い出したのである。ジェニーはオリバーとは一時的なものであり、実らない恋なら早く逃れよう考えてのことだった。しかし、かけ離れた境遇であったが、オリバーは問題にせず、プロポーズした。
オリバーは両親にジェニーを会わせたが、お決まりのように彼と父(レイ・ミランド)との仲は悪かった。そして、オリバーは家出同然の行動にでる。そして、二人はジェニーの父(ジョン・マーレイ)に会いに行ったが、こちらでは打って変わって二人は歓迎された。
二人は結婚したが、学費や生活費のためジェニーは働いた。一方、オリバーは奨学金を申し込むのであるが、良家の御曹司ということで相手にもされなかった。そのように生活は貧しいものであったが、二人は幸福だった。やがて、オリバーが卒業し、二人はアパートを借りた。そして、オリバーは法律事務所へ勤めることになったのであるが、そんな新しい生活が始まったばかりのところに、突然ジェニーの死の宣告だった。
オリバーはジェニーにそのことを言えずにいたが、ジェニーはそのことを知っていた。オリバーが見守る中、ジェニーはスケートをしていたが苦しみだし、入院することになった。そこに、息子との仲直りをしようとオリバーの父が、小切手を届けにきたが、もはやどうすることもできない状況で、ジェニーは静かに息をひきとった。
そして、スケート場の観覧席には寂しげなオリバーの姿があった。
内容は、そうだったのですね。