Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



初夏に降る雨
バラはそのビロードのような花びらを輝かせ
新緑はしっとりと雨にぬれ
雨音だけが聞こえる午後


雨に打たれるように
そっと手を伸ばしてみる
雨粒で濡れた手で
あなたを抱きしめたい


あなたの住む街でも
今日は雨降り
私と同じように
あなたも雨を見ているのかしら


窓の外を見ながら
心地地よく過ぎて行く時間
もし心が雨にぬれそうになったら
私が抱きしめてあげる


いつだって待っているのよ
雨の日も 風の日も
さあ 窓をノックして
私のもとへと…

#日記広場:小説/詩




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