Nicotto Town



100年目

ナショナルジオグラフィック
 2012年4月号


もう5月号は出ているが、これは前月の号。

・タイタニック 沈没の真実

今年はタイタニックの沈没事故から100年目
にあたるそうで、タイタニックと同じルートを
通る追悼ツアーのニュースも目にした。

今号の表紙は海に沈んだタイタニックの船体
の写真だが、2つ折りになっているのが
なんとも奇妙。
・・・というか初めて見た。

海底のタイタニックの船内の写真とオリンピア号
(タイタニック号の同型船)の同じ部分の写真が
並べて掲載されているページが印象的。
一方が「
一方が「
何とも不思議な、というより不気味な感じだ。

ところで、タイタニック号にはただ一人、細野正文、
という日本人乗客が乗っていたそうだ。
その人は、元YMOの細野晴臣の祖父との事。

ナショナルジオグラフィックのサイトに細野晴臣氏へ
のインタビューも載っている。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120330/304047/
(本人は祖父が亡くなった後に生まれているので、
直接の面識はない)

それによると祖父に対しては
「他人を押しのけてまで生きて帰った卑怯者」
という中傷があったらしい。

非常時の判断を平常時の状態にいる者がどうこう
言う筋合いはないだろう、と思ったが「時代背景」
というものもあったようだ。
(幸い、映画「タイタニック」撮影時の調査の際、
脱出時の祖父の行動を記録していた資料が
見つかり、まったくの言いがかりだった事が
証明された)

そう言えば、タイタニック号は当時
「絶対、沈まない船」
と言われていたそうだが、沈没した。
どこかの国にも
「絶対、安全な”アレ”」
が事故を起こした。
教訓になってなかったようだ。

・生き続ける仮面の魂

アフリカや黒人奴隷の子孫が住む地域に残る
伝統的な仮面舞踏祭のコスチュームの写真を
集めた記事。

単純にデザイン自体もユニークだが、仮面を
着ける事で、外見も内面も普段と違った存在
になる、というのが面白い。
演じているのではなく、「何か」になっているらしい。

日本の祭りでも仮面を着けた踊りを目にする
ことはあるが、それも「何か」になっている
のだろうか。

アバター
2012/05/13 16:21
映画「タイタニック」撮影に関連して、沈没地点を調べた時は
いろいろ議論を呼んだようですね。

ところで、ヨメに言われて気がつきましたが、よく考えると
ディズニーランドでもミッキーを
「ミッキーマウスの着ぐるみを着た人」
と考えず、
「ミッキーマウス」
として扱いますね。

子供から大人までミッキーマウスの帽子をかぶったりするのも
ある意味での「仮面」で、「住人」になりきるための儀式なのかも
しれません。
アバター
2012/05/12 20:13
タイタニック、
有名な事件だから、あの沈没地点は保存されるのでしょうね。
もしかして世界遺産(歴史遺産部門)はムリかしら?

あの船も、もう少し救命ボートを増やし、
緊急時の運用がもっと訓練されておれば、死傷者も減ったでしょうにね。

日本の「能」でも、お面付けると別の人格が降りて来るとか・・。
踊りの世界は、どこの文化圏でも神がかり・・?



月別アーカイブ

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.