母の日の思い出
- カテゴリ:人生
- 2012/05/13 09:34:54
「あー、今年もカーネーションあげそびれちゃったなー」
というのが、毎年の思い出です^^;
同居じゃないからさ。日曜日は逆に忙しかったりだし、花キューピッドって案外お高いみたいなんですよ。こういう記念日はごっつい花束じゃなくて一輪そっと贈るくらいにしたいんですけれどね。
あ、あと、父の日も毎年なーんにもしてないので、母だけに贈ると父が拗ねそうな気もしたりして^^;むじゅかし~。
ああ、まあ、それはそれとして。
母つながりで。
先日、映画『わが母の記』を観てきました。良い映画でした。
樹木希林は一時期(背後では結構旦那関係で修羅場ってたみたいでしたが)コミカルな役回りが多かった気がしますが、最近はすっかり老け役が板につきましたね、ていうか、そういうお年なんですが。で、老け役の時の樹木希林ってほんとにリアリティのあるお婆ちゃんになりきっちゃって、実はすごい女優さんだったのだなー、と思わされる今日この頃です。(そして宮崎あおいが魔女だ)
『わが母の記』は、けして泣かせには走らない淡々とした映画で、後味も比較的明るかったと思うんですけれども、親も子も、「取り返しのつかない昨日と今日」を生き続けて、「あの時のあれはそうだったのか!」「あの時知っていれば」「こうしていれば」と思った時には、もう、その「あの時」には戻れないんだなぁ、なんてことをぼんやり思ったりしたのでした。
そうなんですよね~。
父の日のことも考えるとえこひいきになってもいけないし、と悩ましいです。
『我が母の記』良かったですよー。「取り返しのつかない昨日」も愛しく思える、そんな映画でした。
父の日には母が気になる…
と、いうことでいつも同じ日に、二人にプレゼントします~⊀✿
今年は、GWに実家に寄っているので父の日に贈ることを考えています^^
主人の実家の訪問もあるので、いつも場当たり的にバタバタしていますが…
樹木希林さんは、少し以前にあったマンション占い師事件で、
コメントを事あるごとに寄せられていましたが…
当の婿の本木さんも、和をもった対処法で安心しました❀
そして流石に、相手の親御さんをも気遣った人として、親として、
人間としてのかかわり方を淡々と語られた稀木希林さんは、
名の如く、大地にどんと根を下した大きな『樹』 大きな器を感じましたね~
その後の動向が気になりますが、
真っ直ぐな、揺るぐことのない大きな志は、
届く人にはしっかりと刻まれるものだと思いますね~❤
映画のCMで流れる、息子役の役所さんに背負われた希林さんの笑みは素敵で、
一種せつない、こころ一杯にさせる感動を覚えますね~♡
取り返しのつかない思い出は、再び戻ってはこないけれど、
今に繋がって、振り返る時…
人生の醍醐味を感じて、年を重ねた、今を深く味わえる❀
実はこの瞬間を感じるための出来事だったのかも知れませんね~⊀✿❀✾