新ドラゴン日誌 6
- カテゴリ:日記
- 2012/05/15 12:02:35
垂涎の眼差しでドラゴンたちが柏餅をにらんでいると、ぽつぽつと雨が降り出した。
「キィ~、俺は濡れるのは嫌いだ」
「なこと言ったって」
ぶつぶつと文句を言いながら王女は古びた家のドアを押した。
何の抵抗もなく開いたドアの向こうは、真っ暗な闇だった…王女はドアノブにひっはられるように一歩踏み込んだ。
「えっ!?」
そこは、王女が今まで見たこともないような美しい花の世界だった。
ツバメや妖精たちに歓迎されながら、王女たちは花の国の王子と王女のところへ階段を上った。
「ようこそ、花の国へ。あなたは僕と姫の結婚を祝いに来てくれたんですね」
花の国の王子はそう言って、王女が手に持った柏餅をちらりと見た。
その怪訝そうな視線を見たとき、ピーちゃんは確信した。
こんな贈り物を持ってきた人間は、たぶんいないんだと。
メガ王女は、花の国の王子の結婚という言葉を聞いて素直に「おめでとうと言った」そして、自分にできる最高のプレゼント…柏餅を惜しげもなく差し出した。
「…お姉さん」
無駄だとは思ったが、すごく小さな声で王子が抗議した。
柏餅を受け取った王子と姫は、さも珍しげに…ちょっとためらいながら、柏餅を口に運んだ。
「おいしい!」
二人は、初めて食べた柏餅のおいしさに、感激して言った。
「こんなにおいしいものを持ってきてくれたあなたに、僕たちが大好きな花をプレゼントしよう」
王女は、渡されたピンクの花をきゅっと握りしめて、タウンへ続くドアを引いた。
ピーちゃんはかすかな記憶をたどってはっとして言った。
「キー!食うなよ!」
そう、ドラゴンは草食だった。
わらしべ成功!?
でも…危なく食べちゃう所でしたね。
ほんとに、そこら辺りに生えてるあじさいとか食べればいいのに。
ピーちゃんも、教えてやればいいのにね(^_-)-☆
花の国でツバメに乗せてもらえる!
そんなイベントがあったら、入り浸るのにね~!
運営さん、来年の参考にしてくれないかな~(笑)
ドラゴンたちがピーちゃんを連れてきたのは、とってもいい判断だったんですよね(笑)
そう!
食べちゃダメですよ~!
帰れなくなっちゃいますよね(笑)
そこら辺に生えてる草を食べればいいのに…ですよね(笑)
うふふ(^_-)-☆
はい、草食なんですよ~(笑)
そう言えば、草食なんでしたっけ^^;
ピンクのお花なら、ドラゴンにとっては柏餅より美味しそうですね(笑)
ドラゴン姉弟は無事に食事にありつけるのでしょうか。
でもなけなしの柏餅を惜しげもなくポンとプレゼントするあたり
王女ってイイ人・・・ドラゴンですね☆^^b
関係ないですが、私、花の国へ行ったら(小人になってるから)ツバメに乗せて貰えるんだと
思ってました (^^;)ゞ
みなさん、コメントされてるの見ると、ピンクの花というのはマンドラの花なんですね?
おぉ、さすがお姫様たち。いいものくれますね~♪
ハッピーマンドラになったのかな?
ドラゴンさんたち、食べちゃダメよ~
食べる物の開発だ