Nicotto Town


テスト公開


日本 シリアへ“要員派遣できない”


市民への弾圧がやまないシリアで活動を続けている国連の停戦監視団への要員の派遣について、日本政府は、現地の不安定な情勢を考慮した結果、要員の派遣はできないと国連に伝えました。

国連は、シリアのアサド政権と反政府勢力側の停戦の監視に当たる非武装の停戦監視団を現地に派遣していて、今月中に部隊を300人規模に拡大したいとしており、日本を含む各国に要員の派遣を検討するよう求めています。
これについて、日本の西田国連大使は、17日、ニューヨークで開いた記者会見で「政府として慎重に検討した結果、要請には応えられないと国連側に伝えた」と述べ、日本は要員を派遣しないという決定を国連に伝えたことを明らかにしました。
要員の派遣を行わない理由について、西田大使は「PKO協力法で定められている条件が、政府の判断の中で重要な部分を占めていた」と述べ、アサド政権側の部隊による市民への弾圧が続く不安定な情勢を考慮すると、紛争当事者が停戦に合意していることなどPKO協力法が定める参加のための5原則を満たすのは難しいという認識を示しました。
日本政府の関係者は、監視団の要員の派遣ではなく、避難民への人道支援などを通じて、シリア情勢の改善に向けた、さらなる貢献をしていきたいとしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120518/k10015210361000.html


 

#日記広場:ニュース




月別アーカイブ

2025

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.