☆乱れた日本語
- カテゴリ:学校
- 2012/05/19 00:07:40
相当前のことになりますが、こんな記事を見つけました。
国語調査:
「情けは人のためならず」 半数が誤って理解
小学生ごろまでに家庭で言葉遣いを注意された経験のない人が4人に1人の割合に上り、「情けは人のためならず」ということわざの意味も半数が誤って理解していることなどが12日、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果で分かった。
調査は今年1月、無作為で抽出した全国の16歳以上の男女3000人を対象に面接で行い、2192人から回答を得た(回収率73%)。
普段の生活で接する人やテレビで見る人の言葉遣いが乱れていると感じている人は9割近くに上った。言葉遣いが乱れている年齢層では、「中学・高校生」をあげた人が54%、「20歳前後から30歳前ぐらいの若者」とした人が27%を占めた。また4人に3人が「自分も乱れていると感じることがある」と答えた。
「小さいときから小学生ぐらいまでに家庭で言葉遣いを注意されたか」という設問では、「よく」が21%、「時々」25%、「たまに」が23%と約7割に「注意された」経験があった。しかし、27%は「注意されたことはない」と回答した。言葉の乱れの改善策では、6割が「親がきちんとしつける」と答えた。
子供の言葉遣いに与える影響が大きいものについての調査(複数回答)の1位はテレビ(83%)で、2位は母親(68%)だった。また、7割が「バラエティー番組の芸能人の話し方」を問題視していた。
ことわざの「情けは人のためならず」(情けをかけておくと自分のためになる)の意味を「人に情けをかけて助けることは、結局その人のためにならない」と、誤って理解している人が49%に上り、16~19歳の女性では4人に3人を占めた。また、「一姫二太郎」(子供を生む順番は一人目は女の子、二人目は男の子が理想的)は、3人に1人が「子供は女一人、男二人が理想的」と誤って理解していた。 【澤圭一郎】[毎日新聞]
伝統的な文化を守るというのもたしかに大切なことと思いますが、コミュニケーションの手段ですから、「言葉は多く使われる方が正しい」というのが妥当なところかと思います。そうでなければ、神代の時代の言葉が使われているはずです。ただし、間違った解釈や意味不明な言葉では困りますね。
言葉の乱れ、ほんとにひどいですよね。私も間違って使ってたりすることはあると思いますが。
言葉の意味を間違えてるということ以外でも、言葉の乱れ、気になります。タメ口など。
お友達でもないのにいきなりタメ口の営業マンなんてのもいますし、うちのダンナの
姪っ子は、おじさんであるうちのダンナや兄上のことも、なぜか名前で呼び捨てなので、
とても気になります。悪い子達ではないのですけど、親がちゃんと躾けてないって、困りますね。
若い世代の使う言葉も、なんだかちっとも分かりません。新しい言葉が次々出て来てしまって、
ついていけないです。友達同士で話すときはいいとして、ちゃんと相手を見て、相手に合わせて
言葉も使い分けて欲しいなあと思います。