台湾、対中融和路線を継続
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- 2012/05/21 23:11:08
【台北時事】台湾の馬英九総統は20日、総統府で2期目の総統就任式に臨んだ。馬総統は宣誓後、今後4年の施政方針演説を行い、対中国政策について「不統、不独、不武」(統一も独立も武力行使もしない)とする「三つのノー」の方針などに基づいて引き続き関係改善に努めると述べ、1期目の対中融和路線を継続する方針を表明した。
ただ、中国側が中台統一に向けて実現を急ぐ政治対話については具体的な言及は避け、「両岸(中台)の平和を強固にするため、(経済貿易や文化以外の)新しい協力分野を開拓する」と述べるにとどまった。就任式後に行った記者会見でも、中台の和平協定の締結可能性に関し「今のところ計画していない」と明言し、今後も非政治分野での交流拡大を目指す考えを強調した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012052000111
馬 英九(ば えいきゅう、マー・インチウ、1950年7月13日 - )は中華民国の政治家で、
法学博士(ハーバード大学)。
中華民国総の2期目の就任です。
香港出身で両親と共に台湾に渡ってきており、中国政府の奨学金でアメリカ留学を経験。
ニューヨークで弁護士などを務め、ボストン第一銀行の顧問等をした後、台湾で政界入り
を果たしています。
香港出身のため香港市民に受けがよく、また対日政策では尖閣諸島奪回を続け、
アメリカの大学でも研究テーマにしていた人物です。