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きょうからエジプト大統領選 ムバラク政権崩壊後初


 【カイロ=大内清】エジプトで昨年2月、約30年に及んだムバラク政権が崩壊してから初となる大統領選挙が23日、始まる。同国で初めて、複数候補による民主的な選挙での指導者誕生に期待がかかる。半面、選挙戦を通じ、今後の国のあり方をめぐって世俗主義派とイスラム勢力との対立も深まっており、新大統領選出後も混乱が続く懸念がある。

 投票は24日まで。過半数を獲得する候補がいない場合、6月16、17日に上位2人による決選投票が行われる。

 選挙戦は、立候補した13人のうち、アムル・ムーサ元外相(75)▽アハマド・シャフィク元首相(70)▽同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の傘下政党、自由公正党のムハンマド・モルシー党首(60)▽同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏(60)-の4人を軸とした展開で、混戦模様となっている。

 ムバラク政権の元高官であるムーサ氏やシャフィク氏は、実務経験の豊富さや安定感をアピール。両氏の支持者には、イスラム法(シャリーア)による統治を志向する同胞団などイスラム勢力に対する反感も強い。

 これに対してモルシー氏やアブールフトゥーフ氏は、「ムバラク体制からの脱却」を訴え、イスラム勢力のみならず、世俗派の一部にも浸透を図っている。両氏の陣営関係者の間では、暫定統治を担う軍部が利権維持のために軍出身のシャフィク氏をひそかに支援しているとして、当局による票の操作を警戒する声も上がっている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000522-san-int


 

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