Nicotto Town


ウキウキ!りっこのマリオネット日記・ω・♡*。・


沖縄戦後64年「慰霊祭」

「沖縄全戦没者追悼式」(県主催)が開かれた。は「沖縄戦の実相と教訓を胸に刻み、平和を希求してやまない『沖縄のこころ』を礎に、世界の恒久平和の確立を目指す」と宣言した。(時事通信)Yahoo!ニュース


私も長野県の地から黙とうを捧げました・・・
印象的だったのが、小学6年生の男の子が読み上げた詩です。

<平和のいのり(全文)>大里北小学校 6年 比屋根憲太
石に刻まれた家族の名に
涙を落とす祖母
なんの形見も残っていない石に
声にならない声で
石をさすり
石をだきしめる
小さな声でとても小さな声で
「本当は話したくないサー」
少し首をかしげて
空を見上げる
人さし指の大きさの大きな傷
あごと左腕に残る
戦争の傷あと

祖母は傷の手当てをするために
水くみに行った
防空ごうに姉を残し 母と二人で
そのあとすごい光と音が…
そのまま姉はもどらなかった
「いっしょに連れて行けばよかった」
「ごめんね ごめんね」
と何度も何度も
きたときよりも
石を強くさすり
石を強くだきしめる
ぼくはもう声を上げて泣いていた
そして祖母の背中をずっとさすった
こんな青い空に
こんなおだやかな沖縄に
戦争は似合わない
祖母のくしゃくしゃな涙も
似合わない

そんな祖母はもう今は歩くことが
できない
毎日毎日空を見て
きっと
生きている喜び
生き残った悲しみを感じて
いるのだろう
ぼくは車イスをおして
祖母のいのりを引きつぐ
戦争のない平和な国を


戦争を知らない私ですが、母方の祖母は満州に行っていました。
当時は、かなり苦しい生活を虐げられていたようで、今でも泣きながら私に語ってきます。祖母は満州から日本に帰国した船で自分のお母さんと兄妹2人が目の前で海に落ちるのを見たそうです・・・

日本には戦争の傷跡が至る所にあります。
それは「負の遺産」として私たちに伝えられています・・・

これを通して私も平和を次の世代に伝えていければと思います。

アバター
2009/06/27 21:31
みなさんへ
日本は大きな傷を抱えています・・・
しかし、その過ちは今に繋がっています。

皆様の親族の中にもお辛い経験をしてきた方々がいますね・・・
今と比べてみると64年前とは天と地の差に近い進歩だと思います
戦時中や戦後間もなくに亡くなった方々はもっと「生きる」ということをしたかったでしょう!
戻ってくることはない兄妹、父母、祖父母・・・
この方々はなんで亡くならなければならなかったのでしょうか?
日本の過ちは大きいです・・・
人の命は国のために失うべきものではなかったと思っています。

このような過ちを日本から世界に伝えたいです
そして、世の中が幸せに生きれる世界ができると良いですね・・・
しかし、それは何年かかるか見当もつきません

今を生きる私たちができることは、後の世代に平和を齎してあげることなのでしょう・・・
アバター
2009/06/25 01:52
辛い体験を、大勢の方がしています。
 
 私の母のすぐ下の妹が、終戦の年に
  「お豆のご飯が食べたいよぉ・・・・・・。」と言いながら、
   栄養失調と下痢のため、たった三歳で死んでいったそうです。

  戦争に行って帰らなかった嫁ぎ先の義父の兄。
   木の箱に、紙切れが一枚入っていたそうです。
   「南方にて戦死。」

   何処でどんな風にして死んだのか・・・。なぜこんな死に方をしなければならなかったのか?

     この戦争は、忘れてはいけないのです!
  沖縄の若者たちが、自分たちで戦争の遺跡を案内しているそうですね。
   伝える、語り継ぐことの大切さを改めて感じました。

 いいお話ありがとう。  比屋根憲太君の詩は心に響きました。

  
  
アバター
2009/06/24 09:34
ここ数年、戦争ものの映画が作られています。
その中に出てくる主人公たちのような現実が確かにあったのだと思います。
でも。
興行的なこととか、仕方がないと解っていても。
そこはかとなく美化されているような気がして嫌です。
知っておかないといけないと思うし、知るためには読み、聞いて、見るのが大切だと解ってます。
でもね、映画だけはどうしてもいただけなくて見れません。
流行っている映画でも、皆が見ているものでも、どうしてもダメなのです。

昔祖母から一度だけ聞いた話が忘れられません。
一度だけ、語ってくれたのです。
今は施設に入り、記憶も定かではなくなったので、改めて聞く事はできません。
話す側は苦しくて悲しい事だと思いますが、もっとちゃんと聞いておけば良かったと
今更ながらに思っています。
アバター
2009/06/24 04:02
戦争体験者がだんだん少なくなってますが
戦争ほど悲惨なものはなく
また、これほど馬鹿げたものはないって
伝えていかないといけないですね
アバター
2009/06/23 22:51
そういう歴史の重みとか、平和のありがたさを知ることって
すごく大切ですよね。ちょっと泣いちゃいました。

ウチの祖父母も、もう戦争をほとんど知らないぐらいの年齢です。

最近、授業で平和学を学んでいるんですが
一言に戦争といっても、自分たちが教科書上で学んだ歴史・戦争なんて
ほんの一片からしか見ていないことを毎週痛感してます。
アバター
2009/06/23 22:43
小学6年生の男の子の<平和のいのり>の詩ももぐっときてしまいます。
オレも戦争を知らないです。親が戦争を生き延び、祖父祖母が生き延びてくれたから
こうして今オレがここにいるわけで感謝してます。戦争ではありませんが、今、もう
会うことができない友人、お世話になった先生、師匠もいます。けして誰かのかわりなど
できはしません。オンリーONEなのです。みんなかけがいのない存在なんです。
記念日は、戦争の傷跡を再認識するよい機会かもしてません。

平和を祈っています。



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