ドラマ【Wの悲劇】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/06/01 11:34:29
【感想】あーね、やっぱり私もあのグラタンは細かくしすぎなんじゃないかなと思ってました。流動食みたいにガーッてミキサーで粉々にしてましたからね。胃というのは大して長く食物を留めていないので、あんな状態になるまで胃の中に止まってないだろうし、止まっていたとしても、遺体に流し込んだわけですから、胃酸がまったく含まれていないと思うんですよ。こんな不自然なことはないですよね。でも、あんな細いチューブで流し込むには、あのくらい細かくしないと不可能なんで、このトリック自体、司法解剖されるのだとしたら、無理があったということです。渥見がドヤ顔で「後から流し込んだとしか考えられないのねー」とか言いそうだw それと今回気になったのは、弓坂の言動。彼は摩子かさつきのどちらかを好きなんでしょうけど、そのどっちが好きなのか、自分でもわからないんじゃないでしょうかね? 気になり始めたのは、警察署で突然キスをされてからだと思うけど、そっちはさつき。あくまで彼が追っているのはさつきなので、マスカレードに勤めているのが摩子だとわかってからは、まったく寄り付かなくなり、和辻家に本物のさつきを追って入り込みましたが、今回のラスト、自分はさつきだと思い込み、つにウリにまで手を出そうとした摩子を助け出した件、偶然にしても彼には摩子を助ける必要はなかったわけで。彼の恋路も今後どうなるのか気になりますよねぇ。さつきとでも摩子とでもいろいろ問題がある気がする。やっぱりハッピーエンドは想像しづらいですよねぇ。そして他にも気になるのは、最初の殺人事件の犯人。さつきの他にも美女を連れて飲み屋に入っていたそうですが、とすると犯人はその美女? 美女って一体…? 剛力彩芽ちゃんは美女じゃないから違うな!w 春生も年齢的に無理があるし、となるとキララ…? まぁ、設定が美女かもしれないので、ゴーリキー演ずる沙耶香か、キララだと思うんですが…。他に美女って東京で出てきたっけ? こちらは原作にない要素なので、予想がつきませんな。
死亡推定時刻をズラす工作をしたことがわからなかったのにねぇ。
足跡も不振な点がありましたが、あれは死亡時刻とは関係ないし、
せいぜい筋肉の硬直を防ぐ運動だけさせとけばよかったんですよ。
やはり原作でも面白かった部分は、このドラマでも面白いですね。
都会の摩子周辺に起きていることと比べると、本当に舞台劇のような
現実離れした感はありますが。
ゴーリキーも、ブサブサ言われてますが、キュートな女性ですよね。
髪型は子供の頃のように長い方がよかったように思いますが。
摩子はやっぱり結局お嬢様のわがままで入れ替わったようでしたが、
それを冷たく突き放す春生も大人げないなぁと思いました。
事情をよく聞くなりして、これからどうしたらいいか相談にのってあげたらよかったのに。
それだと摩子自身が成長しないかもしれませんが、ウリに手をつけるよりはマシかな~とw