海
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/06/03 03:20:56
完全にそれに身を委ねて
身体があることも忘れて
思考があることも忘れて
それができた時
そのものになれる
生きているうちに
それができるのだろうか・・・
海をみてると
こわくなる
でも
飛び込みたくなる
青緑の海
執着のかたまり
最後の時は
とてもとても
ゆっくりとした呼吸になる
その呼吸は
意識してもできない
最後の時にだけ
できる呼吸
今の世も
この宇宙も
無に等しいのかもしれない
はるか昔の
なにもなかったころと変わらず
極小の中にいる
ただそれが
そこにあるかのごとくに



























