韓国軍:退役訓練機、米国に高額で輸出の見通し
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- 2012/06/05 20:02:59
今年から順次退役し、1機400万-500万ウォン(約26万-33万円)でくず鉄として売られる予定だった韓国空軍の英国製高等訓練機「T59(ホーク)」12機が、米国に高額で輸出される見通しだ。
軍消息筋は3日「米国のある軍需企業が昨年11月、T59の輸入を正式に要請してきた。現在は英国政府と製造元の英BAeの承認手続きを進めているが、 近く前向きな結論が出そうだ」と語った。同軍需企業はT59を購入し、手を加えて米国の一般人に販売するか、訓練用の無人標的機に改造して米空軍に売り込 むとみられている。
韓国空軍は1992年にT59を20機導入した。1機当たりの輸入価格は約662万ドル(現在のレートで約5億2000万円、以下同じ)。事故などで現在は15機が残っており、向こう2年間で全て退役する予定だ。退役後は韓国製高等訓練機「TA50」を導入する。
韓国軍はこれまで、退役した航空機の一部を博物館などで展示したり、外国に有償・無償で譲渡したりしてきた。95-98年にはフィリピンに戦闘機 「F5A」8機を800ドル(約6万円)で、96年にはタイに「F86F」2機を計5万ドル(約400万円)で、それぞれ譲渡した。それ以外の大半の退役 機は、在郷軍人会を介し、1機470万ウォン(約31万円)ほどでくず鉄として販売しているという。T59はこれよりはるかに高額で販売されるものと見込 まれる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120604-00000785-chosun-kr
BAe ホークは、ホーカー・シドレー社が開発した単発ジェット練習機です。
韓国に販売されたのはBAe ホークは、アフターバーナーの無い廉価版のホーク60
に、上位型のような概観にした機体です。 その為イギリスの出荷時の名前は
BAe ホークMK67 と言う60シリーズの番号がついています。
T-59と言う名前は韓国軍が勝手につけました。