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海上自衛隊 印海軍と初の共同訓練へ


海上自衛隊とインド海軍の共同訓練が今月9日に神奈川県沖で行われることになり、訓練に参加するインド海軍の艦艇が5日、横須賀基地に入港しました。

海上自衛隊横須賀基地に入港したのはインド海軍の駆逐艦や補給艦など4隻です。
基地で行われた歓迎行事で、海上自衛隊横須賀地方総監部の河村克則総監は「今回の訪問でお互いの交流が深まることを期待しています」と述べました。
海上自衛隊とインド海軍の艦艇は今月9日、神奈川県沖の相模湾で、海上で遭難した人が出たことを想定した捜索・救助訓練などを行うことになっています。
両国はこれまで親善目的の簡単な訓練を行ったことはありますが、今回のように戦術的な技量の向上を目的とした「共同訓練」を行うのは初めてだということです。
インド海軍の指揮官を務めるアジット・クマール少将は「今回の訓練は互いに連携して行動する『相互運用能力』を向上させるいい機会になるだろう」と話していました。
防衛省・自衛隊には今回の訓練でインドとの関係の強化を図り、軍事力の増強を続ける中国をけん制したいというねらいがあるとみられます。
一方、インド海軍はこの訓練のあと中国を親善訪問する予定で、日本と中国の双方と一定の協力関係を維持しようというねらいがあるとみられています。

訓練強化の背景に中国の存在

防衛省・自衛隊は海洋進出を急ぐ中国を念頭にここ数年、アジア太平洋地域の国々との共同訓練を強化しています。
日本とインドを巡っては去年11月、両国の防衛担当の閣僚が部隊間の交流を深めていくことで合意していて、今回の「共同訓練」はこれに基づいて初めて行われます。
また、オーストラリアとも5年前に安全保障協力に関する共同宣言を発表して以降、共同訓練を重ねていて、6日からは九州南東部の太平洋でアメリカも加えて潜水艦の追跡訓練などを行う予定です。
さらに、今月中旬からはフィリピンとベトナムでアメリカや韓国、オーストラリアなどアジア太平洋地域のおよそ20か国の軍のほか、自衛隊からも医療チームが参加して医療支援活動が行われます。
こうした活動の背景にあるのが軍事力の強化と外洋への進出を急ぐ中国の存在です。
ここ数年、東シナ海や南シナ海などの海洋権益を巡って強硬とも言える態度を見せる中国に対し、各国も警戒感を強めていて、先月、沖縄県で開かれた太平洋・島サミットや、今月、シンガポールで行われたアジア安全保障会議でも連携を強化していくことを確認しました。
日本をはじめ各国には政治レベルで協力関係の強化を確認するとともに、現場レベルでも訓練などを通じて信頼関係を構築することで、中国をけん制しようというねらいがあるとみられています。




http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120605/k10015615341000.html



中印国境紛争は1962年に起こった武力衝突です。

またインドはパキスタンとも仲が悪いのですが、中国がパキスタンと自由貿易協定を結ぶ

など、友好関係を維持していることもあって、インドは弾道ミサイルを中国全土に届くよう

セットしているといわれています。

 

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