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中国の新型原子力潜水艦技術・政治的に深刻な問題


2012年6月5日、シンガポールの英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは4日付記事で、中国が開発中の新型原子力潜水艦「晋(ジン)」、潜水艦発射型弾道ミサイル「JL-2(巨浪2号)」について、「技術的、政治的に大きな問題があり、中国政府のメンツを守るだけの開発だ」と断じた。以下はその概要。

中国人民解放軍は1980年代、核弾頭装備の原子力潜水艦「夏」を開発した。しかし、運航速度は遅く、騒音は大きく、性能が不安定で、敵の攻撃を受ける恐れの高い代物だった。これらの問題を解決すべく、中国は現在新型潜水艦「晋」、新型ミサイル「JL-2」を開発しているが、依然技術的、政治的に大きな問題が残されている。

技術に問題なのは通信能力の不足だ。米国防総省が2年前に発表した報告書によると、人民解放軍の潜水艦は、海上に浮かび上がるか、通信ブイを水面に出さなければ外部と通信できない。これではすぐに敵の攻撃を受けてしまう。

政治的な問題は海軍の決定権の不在だ。陸上で保管される中国の核弾頭・弾道ミサイルは別々に保管され、中央軍事委員会から中央政治局まで、高度な集中管理システムで制御されている。しかし、新型原子力潜水艦は核弾頭とミサイルが一緒に装備されるうえ、中国政府が権限委譲を一向に認めず、海軍は発射の最終決定権を持っていない。管理・命令系統の複雑さは非常に深刻といえる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000018-rcdc-cn



大陸間弾道ミサイルJL-2は潜水艦から発射可能な弾道ミサイルです。

現在配備中のJL-1は、射程距離が2000メートルほどしか無い為、アメリカを攻撃

する為には、ハワイの近くまで行かなくてはなりません。

それを補い、中国近海からミサイル発射が出来るように、1980年中頃より開発を続けて

居るといわれているミサイルでもあります。

 

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