ドラマ【都市伝説の女】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/06/09 15:18:48
【感想】しんぼりさんがーっ! いや、実は私にも今は疎遠になってしまいましたが、古いネット仲間にシンボリと名乗る知り合いがおりまして。まぁ彼の場合本名ではなくシンボリがハンドルでしたし、埋蔵金なんかより○○ゲーや××アニメが好きな典型的△△(本人の名誉のため一部伏字にさせていただきました)でしたけどね。最終回にも関わらず、事件自体はそう難しくもない普通の事件でした。ネット仲間なら、本名ではなくハンドルを書き残そうとしたのもわかります。本名わかっててもついハンドルで呼んじゃうんだよね。ただ、埋蔵金を発見したと思い込み、殺して資料が入ってそうなバッグを奪い取るというのは、金の卵を産むガチョウの腹を割いた例の寓話のように、意味がない行為だったと思います。まず埋蔵金を見つけたなら、あんな風に探し回る必要はないわけだから、探していること自体がおかしいし、見つけた埋蔵金を少しずつ取り出して金に変えているのだとすれば、直接寄越せと言うよりも、後をこっそり尾行して、その場所を特定すればよかっただけの話です。殺してしまっては、本当に見つけたのかどうかもわからないし、彼がその場所を記した地図を持っているとは限りませんしね。今回の事件だけでなく、このドラマのメインストーリーの方もまったく決着がつかず終わってしまい、ちょっと拍子抜けでした。春樹君の声だけは聞けたけど、正体はもちろん姿も見ることができず、月子の都市伝説好きのきっかけとなった天狗による神隠しについても、結局掘り下げられることはありませんでした。謎の老人の正体はさすがに天狗ではありませんでしたが、どうやら警視庁内部に隠されていた埋蔵金の守り人だったようで、その関係で武副総監と知り合いだったってことなんでしょうね。埋蔵金を見つけてしまった月子はFBIに送られてしまいましたが、ひょっとして以前埋蔵金を見つけた春樹君も、彼らによりどこかに送られてしまったのでしょうか。続編があっても不思議ではない終わり方でしたが、視聴率的には成功したとは言えず、この時間だとまぁこんなものかな程度だったので、続編はないかなーと踏んでいます。それだけにこの終わり方は惜しいですね。
恐らく制作のMMJが、時効警察や熱海の捜査官などを作ったところで、
そのつながりのようですが、まるで黄泉の国から聞こえてきたような感じでしたね(謎