ドラマ【ハンチョウ5】【鍵のかかった部屋】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/06/12 15:00:50
【あらすじ】とある貿易会社の社長が射殺されるという事件が発生。ライフルマークのない銃弾から、1年前の建設会社社長の射殺事件と同一犯の可能性が出てきた。西新宿署に捜査本部が設置されるが、川口の命令でその捜査本部に尾崎が加わることになったと、真山が安積と尾崎に伝えてきた。5年前、尾崎の後輩の巡査が射殺された事件で、現場から逃げ去った怪しい男を見たのが、唯一尾崎だけだったからだと言う。その男は木曜日の子供というテログループと関わりの深い三神という男で、15歳の時に世話になった刑事を殺して逃亡しているため、容疑者Mと呼ばれていた。 【あらすじ】純子と芹沢は榎本の紹介で、顧問弁護士を探しているという貿易会社の社長・富樫に会いに行く。東京総合セキュリティのお得意様というその会社は、怪しげな調度や社員の風体から、どう見てもその筋の会社。芹沢が榎本に事情を聞くと、3日前に社内で副社長が死亡するという事件があったばかりで、八田という社員が疑われているという。芹沢は関わり合いになるのを恐れ、丁重に依頼を辞退する。その後、密室となったその貿易会社の事務所で、八田が口を銃で撃ち抜いて死亡しているのが発見される。
【感想】どこかで見たことあると思ったらー! つい先日鍵のかかった部屋で、妹を殺してしまった不良息子を演じたあの人ですよ。危険なふいんきを持つ男なわけですねw でも実はカーネーションでも高田賢三がモデルだという斉藤源太を演じてまして、あの時は特に危険な雰囲気ではなかったですね。さてお話の方。ついに特捜係が設置された理由が明かされるという話でした。でもハンチョウ、主人公以外全部レギュラー取っ替えでリニューアルスタートしたのに、今期で特捜の存在意義がなくなってしまっていいのか? 川口が命令を聞かず捜査から手を引くなら、特捜は解散とか言ってましたが、てことは解決しても解散ってことになるかもよ?w しかし、今まで川口は安積に理解のある好々爺っぽい演技をしてたのに、いきなりここにきてダークになりましたね~。返す返すも里見なのが惜しい…。特に、木曜日の子供の元キングだったかもしれない男と握手している写真があるなんて…。ひょっとして安積に情報源を明かせない情報入手先って、あの元キングではないのかな、と思ったり。口では木曜日の子供に恨みがあるようなことを言っておいて、その首謀者と仲がいいってどういうこと? まぁまだ本当に仲がいいのかどうかはわかりませんけどね。あと、三神はあの刑事を本当に殺したのかな? あの出血だと刺殺だろうし、でも死体には刺さってなかったし、子供三神も何も持ってなかったように思うけど。三神が姿を消したのは、刑事の復讐をするため? あの刑事も木曜日の子供を追っていたんだから、彼を殺したのは本当は木曜日の子供の元メンバーである可能性も高いよね。両親、恩人を殺され、三神は復讐鬼となったのでは。そして死亡フラグを立てて爆発に巻き込まれた小池、どうなっちゃうんでしょうね。きっと死なないとは思いますが…。ただでさえ少ない安積班、これ以上人数減らしてどーすんだって感じですしねぇ。しかしテログループとは、いきなり大きく出たなぁ。3~40年前ならともかく、今の日本にテロを起こそうなんていう気概のある若者がおるんかいな。最近は若者の右翼化が進んでいると言われてますが、そんなんせいぜい自分の部屋でポテチでも食べながらネットに書き込むくらいのことしかしませんよ。がんばってもフジテレビの前でデモとかさ。日本人は、裕福な生活という甘いエサを与えられ続け、歯牙を抜かれるどころか虫歯でボロボロになっちゃってますよ。
【感想】密室トリックにはちと疑問が残ったけど、面白かったですね。疑問というのは、あまりに犯人の思い通りに事が進みすぎた点です。あの時、八田がすぐに幻の日本酒を飲もうとしなければ、野々垣のアリバイはできなかったわけだし、日本酒好きの八田ならあんな水鉄砲に入れたままではなく、コップか何かに移して飲もうとしたかもしれません。そうしたら拳銃が本物であることがバレてしまい、犯行そのものが不可能になってしまいます。あの時野々垣がすべきことは、八田を殺して口を封じることではなく、自分が見つけてきた可愛い子分なら、抱きこんでいろいろさせて口を割ることができなくするべきだったでしょう。あの単純な性格ならすぐに抱き込めそうだし、第一副社長が殺された時に野々垣の車を見かけたのを、単に口止めしただけで誰にも言わなかったんですから、殺人の罪をまた1つ背負うより、抱き込む方が楽だったと思います。まぁ芹沢には言いかけてましたが…。今回はゲストが結構豪華でしたね~。あのヤクザ会社、死んだ副社長以外全員よく知った役者さんで、ちょっと嬉しかったです。某所では子役は必要なかったんじゃないかという意見も見ましたが、あの女の子は八田が水鉄砲で娘と遊んでやるような遊び心のある青年で、なおかつ彼らが遊んでいるところを見て野々垣がトリックを思いついたのだから、存在意義はあったと思いますね。あと、ヤクザにビビる芹沢が面白かったですねw 高杉亘演じるコワモテの元ヤクザに尾行され、びびって逃げ回ってたくせに、野々垣にびびってた純子を叱るとか、さすが芹沢ですわw 一方、ヤクザにはまったくビビってなかったのに、女の子の言動に戸惑いを見せていた榎本、一体どんな経験をしてきたんだろう…。純子にからかわれるたび、ちょっとムッとしてましたよね。解決時には久々に芹沢も活躍し、今回はトリックはイマイチだったけど、息がぴったり合った3人の活躍が見れて満足でした。
原作通りに榎本と純子だけでは、絶対物足らなかったはず。
ヤクザに追っかけられるシーンも、追いつかれた時2人とも
息が上がっていたのは笑えましたねw
今回も芹沢が、面白かったです~特に、野々垣に毅然とした態度で振る舞い、純子にも注意したあとに、腰がぬけたみたいに、足がへろへろになって、座るとことか、かわいかったです~いい味出してますよね^^