色んな意味で確かにＲ-15
- カテゴリ：映画
- 2012/06/12 22:57:26
オウム真理教犯逮捕でふと思い出し、「愛のむきだし」のＤＶＤを見ました
2009年上映当時は地元では（多分長さと内容から上映期間が極端に短かったのだと思う）上映館を見つけられなくて気になりつつも、流していた作品でした
印象は…
うん、確かにこれは「むきだしの愛」ではない「愛のむきだし」の激しさでありました＾＾；
私的に一番きたのは主人公の父親（神父）が一時愛人に逃げられておかしくなってきた頃、彼に毎日一日の罪を告白させ懺悔させるエピソード
「今日は何もない」と言っても許さず、「懺悔する罪を作るため」「父親に見放されない為」に主人公は盗撮の罪を犯すのですが、この心理圧迫が中盤以降の新興宗教カルトシーンより怖かったです
とにかくマニアック要素、流血、カルトてんこ盛りです
この話が「盗撮のプロ」が新興宗教に嵌った妹を脱退させるという実話が元になっているというのがまたね…あわわ、リアルの方が凄いわ
＜この話では義理の兄妹で恋愛要素あり…（勿論「うふふ、あはは、こいつう！」系恋愛ではない 笑）
久々に「私はとても気に入ったけれど、人に薦められるかどうか」作品に出会えて嬉しいです（笑）
237分と長いので、お時間と心の余裕がある時に観ることをお薦めします
