イエメン政府軍、アルカイダから南部の町を奪還
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- 2012/06/13 20:42:49
イエメン政府軍は12日、アルカイダ系の武装勢力が、1年以上にわたって掌握していた南部アビヤン州の町を奪還した。
アルカイダの掃討作戦にも、はずみがつくとみられる。
イエメン政府軍は12日、南部アビヤン州ジャアールに激しい攻撃を加え、およそ1年3カ月ぶりに、アラビア半島のアルカイダから町を奪還した。
さらに政府軍は、州都ジンジバルも制圧に成功したという。
ジャアールやジンジバルは、1年以上にわたって、アラビア半島のアルカイダが実効支配し、イエメン政府は、アメリカ軍と協力し、掃討作戦を強化していた。
今回の作戦成功は、アルカイダの掃討へ向けて、大きな前進になるとみられる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00225301.html
現在アラビア半島のアルカイダの主力はアメリカ軍の攻撃とサウジアラビアの弾圧により、
イエメンに支部を作り500人~600人の構成員が存在するとされ、ウサマビンラディンが
率いたアルカイダ本体よりも危険だといわれています。
アラビア半島のアルカイダは2011年5月からイエメン南部のアビヤン県の県都ジンジュバール
を制圧したと報道されていました。