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シリア:自由軍、ガスマスク配布



 【カイロ前田英司】シリアのアサド政権の武力弾圧に抗戦する離反兵士団体「自由シリア軍」が政府軍の化学兵器使用に備えて、前線の戦闘員にガスマスクを配布していることが14日、分かった。自由軍の部隊長の一人が毎日新聞の電話取材に語った。シリア情勢を監視する反体制派組織は今月に入り、しばしば政府軍の化学兵器使用を非難しているが、実態は明らかでない。

 部隊長は「政府軍の化学兵器に対する防護策としてガスマスクの配布を始めた」と説明した。ただ、実際の被害状況など詳細は明らかにしなかった。自由シリア軍のアサアド司令官は最近、中東の衛星テレビ、アルジャジーラで「アサド政権は各地で化学兵器を使用している。一線を越えた」と語っていた。

 反体制派組織「地域調整委員会」などはシリア中部ホムスやハマ、南部ダルアーなどで化学兵器が使われた疑いがあると訴えている。インターネットの動画投稿サイトには、被害者とされる男性がけいれんを起こす映像なども流れたが、実際に化学兵器によるものかどうかは確認されていない。


http://mainichi.jp/select/news/20120615k0000m030128000c.html



シリアアラブ共和国には現在、バッシャール・アル・アサド大統領の指揮するシリア軍と

フセイン・ハルムシュ大佐の率いる自由シリア軍があります。

今回ガスマスクを配布したのは反政府勢力の自由シリア軍です。

自由シリア軍は2011年のシリア騒乱の際、シリア軍であったアッサード大佐が

政府軍を離反し、反政府勢力のハルムシュ大佐と合流し結成されました。

しかし2万人の兵士の殆どは戦闘経験が無く、アサド大佐自身もシリア軍のIT部門

の所属であったため戦闘経験が浅いのに対し、政府軍であるシリア軍の兵士は

16万人の熟練した兵士と戦車ヘリ部隊等、多くの強力な装備を配置しています。


シリアアラブ共和国は、旧ソ連指導で一定の政党を入れたソ連型社会主義を導入した

国の為、ジャスミン革命の影響を受け民主化運動が盛んになり内戦状態になっています。

 

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