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サウジに亡命のチュニジア元大統領に終身刑判決


 「ジャスミン革命」と呼ばれる政権交代で中東での民主化運動の先駆けとなったチュニジアで、当時のベンアリ元大統領に対して終身刑が言い渡されました。

 チュニジアの軍事法廷は13日、ベンアリ元大統領に本人不在のまま終身刑を言い渡しました。裁判では、2つの都市で起きたデモで治安部隊に殺害を指示し、市民22人を死亡させたとして、ベンアリ元大統領に死刑が求刑されていました。ベンアリ元大統領はほかにも市民4人が死亡したデモに対して、同様の罪で禁錮20年、麻薬取引や横領などですでに合わせて禁錮66年の判決が言い渡されていますが、本人は妻とともにサウジアラビアに亡命したままです。チュニジア政府は国際手配をしていますが、サウジアラビアは応じていません。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120614-00000053-ann-int



ザイン・アル=アービディーン・ベン・アリ氏はチュニジア共和国の元大統領です。

ベンアリ氏は、中学生の時代から社会主義政党の連絡係として働き、幾度と無く投獄や

尋問を受けながらも活動を続け、チュニジアが独立後陸軍士官学校に入り、その後参謀本部

での勤務の後、ワルシャワ大使となり社会主義政党の書記長になりました。

1987年に大統領に就任後、国民の高い支持率を誇り23年間の政権を維持していましたが、

2010年に食料の高騰、失業率の悪化などを背景にジャスミン革命の影響を受け、

2011年の大統領選の不出馬を決意、選挙を前倒しして自体の収集にあるも、民衆の

デモは収まらず、危険を感じたためサウジアラビアに亡命し、政権が崩壊しました。

そして今回、チュニジアでは本人不在のままベン・アリ元大統領を、公金横領、麻薬所持

武器の不法所持、殺人等の罪93件で終身刑とされたようです。


 

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