人民解放軍空兵部隊に自動照準ヘルメット配備
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- 2012/06/17 19:59:07
人民解放軍南京軍区の総合作戦演習において12日午前、陸軍航空兵の総合訓練が行われ、陸軍航空兵の第3世代型ヘルメットが披露された。16日付で中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
最新型ヘルメットには「自動照準機能」が搭載されており、ヘリコプター上からの空撃で、パイロットの視線移動によりターゲットに照準を合わせることができる。また、ヘルメットの照準機能は、視線外にあるターゲット情報も表示する。
「自動照準機能」により、空撃の精度とスピードが格段に向上するとされ、自動照準機能以外にもナイトスコープ、ナビゲーションなどの機能も搭載された。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0617&f=politics_0617_001.shtml
Target Acquisition and Designation Sights, Pilot Night Vision System(目標捕捉・指示照準装置)
通称TADSは、レーザー照準とガンカメラを連動させ、ヘルメットの向いている方角に機銃
を向けることの出来るシステムです。
アメリカでは1970年代に研究され、AH-64アパッチに搭載されています。
中国で採用されている戦闘ヘリはイタリアのアグスタ社が開発した、A-129マングスタ
の輸出版と思われ、1980年代から開発され、1990年になって量産される様になった
戦闘ヘリのようです。