イラン、核協議で強硬姿勢崩さず
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- 2012/06/19 17:53:29
イランの核問題をめぐるイランと国連安保理の常任理事国などとの協議がロシアのモスクワで始まりました。イラン側は強硬姿勢を示していて、進展は難しい状況です。
協議は国連安保理の5つの常任理事国にドイツ、イランを加えた7か国により、18日と19日の2日間の予定でモスクワで行われています。
最大の焦点は濃縮度およそ20%のウラン製造停止をイランが認めるかどうかですが、インタファクス通信などによりますと、イラン側は「ウラン濃縮の権利があると公式に認めてほしい」と主張するなど、双方の意見には大きな隔たりがあります。
イランの核問題をめぐる協議は4月に再開してから今回で3回目ですが、イラン側は「モスクワでの協議は決裂しても構わない」「協議は初日だけで終わるかもしれない」と話すなど強硬姿勢を崩しておらず、欧米側との合意は非常に難しい状況です。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120619-00000022-jnn-int